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2015年02月15日17:11

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【美術】これで1200円も取るの?「動物礼賛」展

皆様、お今晩は。2月22日迄シブチンの根津美術
館にて開催されている特別展「動物礼賛」に行っ
て参りました。その感想です。

未年にちなみ、羊をはじめとする動物モチーフ
を扱った絵画・工芸の作品約70件をご覧いただ
く特別展「動物礼讃 ―大英博物館から双羊尊が
やってきた!」を開催いたします。
テーマは4つ。最初は、大英博物館や京都・泉屋
博古館が所蔵する中国古代の青銅器の名品です。
続いて、神仏に仕える霊獣たちを表わす仏教絵画、
権威や吉祥の動物がテーマとなった水墨画や屏風
絵、最後は茶会や日常生活の場に用いる品々を飾
る愛らしい動物たちが並びます。動物に対する畏
怖や憧れ、身近な動物の愛らしさなど、多様な造
形をお楽しみください。

世界に二体しか現存していない「双羊尊」が大英
博物館からやってきたがウリの本展ですが、正直
申して青銅器が特に好きな方以外でしたらスルー
しても良いんではないのか?と思ったのが率直な
感想でして「良くこれで1200円取れるよなぁ……」
と相変わらずのシブチンぶりを見せつける形になり
ました。

何で此処までボロカスに叩くかと申せば大英博物
館の方の「双羊尊」ですが、状態が酷くて本来で
あれば展示出来るような品物では無いことが最大
の要因でして、ホント……青銅器が好きな方以外
は見るだけ時間と金の無駄と言い切ってしまった
方がスッキリします。

今回着目すべきは、日本随一の青銅器コレクション
を誇る「泉屋博古館」の所蔵品と東京随一の青銅器
コレクションの根津美術館がそろい踏みした事に
ありまして、書画や陶器もあるにはあるんですが、
メインは青銅器なんです。

そんな中一番良かったのが、『鼠短檠』(ねずみた
んけい)と狩野山雪が描いた『松梟竹鶏図』のふく
ろうさんの可愛い事!府中市美術館にて開催される
「動物絵画の250年」展に出品して欲しいところで
すが、シブチンの根津美術館だから無理かなぁ。

1200円は「庭園込み」の値段と割り切らないと納
得が行かない展示でありました。


http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html
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