福島の旅（2013年12月）往路

[12月25日]　

仕事の残りを終わらせて三郷から出発。
ひとまず郡山を目指す。　

白河に入ったあたりから根雪がちらほら。
既にだいぶ降ったようだ。道端にはどかされた雪どっさり。
もし東京でこんなに降ったら電車バスなんざあっという間に全滅だろうなー。怖い怖い。
車を休ませながらぼちぼち進む。
郡山駅前に辿り着いたのは夜更けだった。



「遅ぇぞー」
「ゴメンナサイ」

ふと、４年前のあの日を思い出した。
博多駅筑紫口の階段の上から怖い目で僕を見下ろしていた王子。
あの目は忘れようがない。

「また絞めてやろうか」

奴も同じことを思い出したらしい。
もう勘弁して(((；ﾟДﾟ)))　
とか何とか言いつつも地元での再会を祝して酒盛りイェッヒィー。

[12月26日]　

やけに早く目が覚めてしまった。
曇天だが雪の予報は出ていないようだ。
ぱぱっと身支度整える。
いよいよ目指すは会津である。
天気大丈夫かなー。
つか王子そろそろ起きてくんない？


すっきり晴れた。ありがたい。
磐越道を緩めの速度で西へ。
磐梯山サービスエリアにて小休止。
そいやこの時期に自分の車で会津まで来たのって初めてだったかな。
だいたい夏か秋だったよなー。



喜多方駅前へ到着したのは正午ごろだった。
駅舎の外観と周囲は以前よりも蔵っぽいというかハイカラな感じに装いが変わっているものの、構内は昔なじみの趣きをとどめていてほっとする。

「ラオウの馬がいねえな。休みかな」

観光馬車ひっぱって歩く馬のことを言ってるらしい。
ラオウってｗ　
夏場に見たことはあったな。冬はお休みなのかしら。まいっか。
一休みのあと、毎度お約束のライオンドーもといリオンドールでお供え物を調達して墓前へ。


それにしても今日の夜までに東京へ戻らなければならないのにはつくづく腹が立つ。
里帰りくらいのんびりさせろってんだ。
さて復路か。やれやれ。

--
♪Across the miles / Survivor
al. "Too hot to sleep"
http://www.youtube.com/watch?v=SOvDe1p1Ksc