Heart of Lifeは、カイズカイブキの生け垣に囲まれた小さな庭のある5LDKの平屋の日本家屋の借家です。寝室とオフィス、ダイニングキッチン、納屋以外の2つのスペースは、いつもなるべく空っぽにしておいて瞑想や、個人セッションやミニワークショップ、そしてゲストの宿泊に使って頂いています……。
曹源寺という臨済宗の禅寺の真横にあるのですが、このお寺は知るひとぞ知る国際的に有名な禅の道場であり、住職の原田正道老師を慕って、世界中から求道者がやってくる禅の息吹が今も溢れ出しているすばらしい場所です。
毎日3〜4時になると曹源寺の夜明けを告げる鐘の音と読経が聴こえてきます……摂心と呼ばれる1週間の集中坐禅の間は、みなさん10時間以上の坐禅を行ってらっしゃいますが、通常でも、朝夕6時間は坐禅が行われ、いつもしっとりとしながらも深い静けさがあたりを取り巻いています……。
こうした恵まれた環境にあるので、6~8人までの小さなワークショップならば、Heart of Lifeのなかでも行えますし、そのメリットも十分あるのですが、規模が大きくなってくると参加者を収容できないため、どうしても「はいらんど落合」や「いかしの舎」など公共の施設を借りることになってしまいます。
それはそれで維持管理のことに頭を悩ませなくてもよいのでいいのですが、いつもこころの片隅にあるのは、常時、20〜30名ほどの参加者を収容できるワークショップ専用のドームハウスと宿泊施設と住居棟を備えた自前のスペースを持てたらいいなという夢です……
ヴイジョンはできるだけクリアーにした方がよいと思い、頭の中にぼんやりと描いているだけでなく、ちょっとアクションを起こしてみようと思って、先日、Bhumikaと一緒に市内のドームハウス展示会場に初めて足を運んでみました。
かつてビッグフッドと呼ばれていたログハウス、ドームハウス専用の会社は今はBESSと呼ばれており、売り上げ台数も年々増えてきているそうです。ドームハウスについては今はもう外観やデザインが建築基準法にひっかかることもなく、一般住宅のモデルとして認知されているとのことでした。小さな薪ストーブひとつで暖か過ぎるほど部屋がほこほこしていました。
またかつては大・中・小の3タイプがあったのですが、今は直径10メートルのドームに規格統一されていて、その代わり3,000万代だった価格も、1700〜1800万円代に落ち着いてきているということがわかりました……。
左のイラスト……宿泊棟
真ん中のイラスト……ワークショップ棟
右のイラスト……生活棟、オフィスなど
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