深夜の事じゃった。
わしはいつものようにカップメンを買いにコンビニに行ったのじゃ。
なんとなく今日は焼きそばというノリだったのでぺヤングのソース焼きそばを買う事にしたのじゃ。
レジに持っていくと店員の若者がこう申すのじゃ。
若者 「あの・・・これの超大盛りを店の人に頂いたんですけど、よかったらあげましょうか?」
わし 「なにっ!ただでくれんの!?」
若者 「はい。腹の調子が悪くて食べ切れないんで」
わし 「あー・・・じゃあ、いいよ。俺、それ買ってあげるよ」
若者 「あ!いいです、いいです!あげます!」
わし 「んじゃ、ジュース代くらいあげるよ。これでなんか飲みなよ」
チャリン
わしは120円を若者にあげた。
若者 「すいません、有難う御座います」
若者は大変申し訳無さそうにしてたが、人の優しさに触れたわしは大変心が満たされた。
超大盛りぺヤングソース焼きそばと一緒に超大盛りの優しさを若者に頂いた。
わしはこれからもし自分に娘が生まれたらあの若者に嫁がせようと深く心に誓った。
Σ^)/フ Σ^)/フ Σ^)/フ Σ^)/フ Σ^)/フ Σ^)/フ Σ^)/フ Σ^)/フ Σ^)/フ
さらに話は続くのじゃ。
わしはヤフーオークションに出品して落札された品物を郵送しに昼間、コンビニにテクテク歩いて行ったのじゃ。
宅急便なので結構な金額を払うと、コンビニのキャンペーン期間中という事で、クジを2枚引いて下さいとレジのおばちゃんに言われた。
2枚引くと見事にハズレくじを引いた。
おばちゃんが「なんか当たりました?」と聞いてきたので「そんな簡単に当たる訳がなかろう」と答えるとおばちゃんが当たりくじを2枚引っこ抜いてきて「ジュースでいい?持ってって」と仰った。
わしはあわてて「いいぇ、2枚ちゃんと引いて外れたのでいいですよ!」と答えるとおばちゃんが「いつも来てくれる人に当たって欲しいじゃないですか」と言われる。
真っ昼間、他の客もいる中でそんな事が許されるのか!?と疑問を感じたが、かたくなに断り続ける理由もなく「うっわー!本当ですかあ!?有難う御座います!!」と実際クジが外れたにも関わらず、ジュースを2本頂いてしまった。
これが不倫への第一歩なのだろうか?と一律の不安はあったが、快晴の昼間、喉が渇く時間帯の誘惑には勝てる訳が無かった。
振り返ると過去に幕の内弁当でお世話になったこのコンビニ。(7月4日「勝利は自らの手で掴み取るもの」日記参照)
わしの極貧生活を影で支えているのは、実はこのコンビニなのかもしれない。
ありがとう、○○○○○○○!
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