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2007年11月02日01:47

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FF事始　part10

やっとの事で、事例研究の発表も終わり、ほっと一息。この三連休は、気儘にバイクを走らせようと考えていたのでした。目的地も定めずに、何処か遠くへ・・・。
折角ですから、出掛ける前にちゃんと整備して置こうと、レッドバロンで足回りの交換をお願いしていたのですが、ここで新たな不具合が発覚。部品が揃うまでは、遠出は望ましくないとの事でした。
それならばと、実は数日前に、ウィンストンのフライロッド（ボロンⅡt、8フィート、#4）を入手していたのですが、その初おろしも兼ねて、管理釣り場にて釣り三昧に耽るのはどうかと。確かに、今年はこればっかりなんだけどさ

10/30　天川のみたらい管理釣り場へは、7:30頃に到着。受付が8:00なので、しばらくはそのエリアを下見します。いや～、おるおる。キャッチ＆リリースを推奨しているだけあって、まだ結構いてるやん。しかもライズしとるし。それに中にはやたらデカイのもいて、見慣れた天川だというのに、何だか凄い事になっています。
受付を済ませて、はやる気持で支度をします。新しいロッドを触る手付きは、まだ恐る恐るって感じでしょうか。実はこの竿、来シーズン用にと考えていたのですが、例のカーボン製品の大幅な値上げという、店長の甘言？に乗せられて、随分と購入が早まったのでした。しかもこれって、フライフィッシングを始めた当初からの、私の憧れの竿。その当時、色んな竿を試し振りさせてもらい、実際にラインを通して見て、本気で使うならこれしかないと心に決めていたのでした。さてさて、それでは天保橋から入渓する事にしましょうか。
天候は晴れ、日差しも強かったです。主にパラダンを投げていたのですが、反応は良好でした。竿の調子については、取り敢えずは素晴しいの一言

計14匹のニジマスを釣り上げ、最高は42cmありました。しかし、これだけ図体が大きくなると、川を下られると取り込みに難儀しますね。良い型の奴を、その所為で2匹もばらしてしまいました。この42cmの奴は、深みで掛かった事もあり、私自身の身動きが取れず、取り込むまでに何と20分も掛かってしまったのでした。やっぱり渓流の釣りって最高！考えてみれば、管理釣り場のニジマスといえども、放流されたアメノウオと条件は一緒な訳ですから、釣堀タイプに見受けられる様な、場違いな感じは殆どありません。まあ、欲を言えば、天然物であれば最高なんですけどね。

10/31　朽木渓流魚センターに行って来ました。先月に訪れた、あの鹿島槍ガーデンの夢よもう一度ってな訳で、狙いは50cmオーバーの大物、或いは各種の渓流魚を求めて。
現地へは7:30頃に到着、早速ドライを結んで投げ入れて見たのですが、反応は今一です。やっぱりルースニングが主流なのかな？その後はニンフやストリーマーに徹する事にしました。しかし釣れるのは、何故か大きくても精々30cmほどのニジマスばかり・・・。数は釣れるんですけどね。
天候は今日も晴れ、日中は少し暑い位でした。それにしても、単調な釣りが続くばかりで、既に想いは天川へと飛んでいます。釣堀タイプってこんなにつまらなかったっけ？確かに、大物が釣れなければ、何だかな～で終わってしまいそうです。釣果を数えるのも、途中で面倒臭くなってしまいました。
しかし16:00頃から次第にライズが増え始めて、ドライに変えた所が、何と大当たり。大物が漸く反応し始めました。先ずは40cmのニジマスをｹﾞｯﾄ！それにしても、この大きさなら天川ではかなり梃摺（てこず）るというのに、引きの強さは望むべくもありません。そして次は何センチあったのか、ｸﾞｲｸﾞｲ引っ張られて、立ち木に回り込まれた所で敢え無くラインブレイク、しかしあんまり悔しくないのはどういう事？多分、安易な釣りである事を薄々は感じているからなんだろうな～。そして次は・・・って、もう閉館じゃん！そんな訳で、多少の虚しさをも感じながら帰路についたのでした。釣果は50は行ったな、多分。でもそんなの関係ねー！

11/1　再び、天川です。しかし本日は丸一日の雨予報、行くのは躊躇いましたが、あのニジマスの魅力には抗えませんでした。現地へはやっぱり7:30頃に到着して、既に管理事務所が開いていたので、早速3000円を支払って一日券を購入します。小雨の降る中、果たして本日の釣果は如何に。
前回と同じく、天保橋から釣り上がります。先ずはドライを結んでキャスティング、それなりの反応は見られるのですが、食い渋っているのか、何故かフッキングには到りません。色々と試して見て、漸く#16のロイヤル・コーチマンに初ヒット！しかもかなりの手応えです。慎重に遣り取りをして、ランディングネットに納めたその相手は、丁度40cmのニジマスでした。もう嬉しくって、この1匹だけでも満足ってな感じです。やっぱり天川ってｻｲｺｰ!
次の2匹目は、別にどうって事ない位の大きさ。そして3匹目、1mは離れた所から、ﾂﾂｰと寄って来たのは、どう考えても尋常でない大きさで、コーチマンを徐（おもむろ）にﾊﾟｸﾘ。いや～引いたの引かなかったのって、下流に下られたら堪らんと思って、必死に上流に止めようとするも、意外にも早く力尽きて、何とそのまま下流へと流されて行くではないか！もう必死で追い掛けましたよ。漸く淵になった所で、ランディングネットを差し出すも、流石に入らんわな、エラの辺りに指を入れて、そこを基点に持ち上げました。早速体長を測って見ると、52cmありました

よく見ると、側面に折れたフックが掛かっていて、これが多分、弱っていた原因なのでしょう。何時かは50cmオーバーの天然物を釣って見たいものです。
さて、ここで帰っても良かったのですが、折角だから雨の中を粘りました。課題である、流れの中でのルースニングも試して見て、かなり良い感触を得る事が出来ました。ニンフで釣った中には、39cmの奴も含まれています。そろそろ閉店？の16:00です。釣果は、ニジマスばかりを24匹で、もう十分に満足しましたよ。

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