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2007年11月02日22:14

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男が自尊心を捨てる時

「小島よしおを見ると本当に森ちゃんを思い出す。」

先月、悪友に電話越しに言われた一言が脳裏をよぎる。

今日、我輩は撮影の仕事で新宿に訪れていた。
内容はと言うと・・・
上半身裸になってキャバ嬢に筋肉を自慢するという役柄だ。
おいおい・・・極貧生活、栄養失調の今の我輩の体は全盛期の鋼の体にはほど遠い鶏ガラスープだぞ。
一応、前日に筋肉を隆起させようと筋トレしたが、10分もしない内にフゲフゲ息切れしてしまった。
あー、情けない。
だが、肉体労働による筋肉の名残でなんとか鶏ガラスープは撮影に支障なく事無きを得た。
よかた。
「じゃあ森嶋さん、ウィ〜〜って彼女達に筋肉自慢して。」
監督の非情な一言。

「こ、小島よしお!?」

「小島よしおを見ると本当に森ちゃんを思い出す。」
先月、悪友に電話越しに言われた一言が脳裏をよぎる。
こ、これも仕事!と心を鬼にしてウィ〜〜をやった。
顔は笑顔だが、心の中は号泣していた。
そういえば何年か前に、ダンディ坂野のゲッツもやらされた事がある。
嗚呼、無情・・・。
やっぱ、役者は売れなきゃダメだ。
本当に心からそう思った。
今日、唯一幸せだった事は女優さんが着ているキャバ嬢の衣装から、はち切れんばかりのボインがこぼれ落ちようとしているのを見れた事だ。
有難や。

今日の撮影の詳細を悪友に報告を入れると、
「だろー!」と一言、返信が届いた・・・。

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