mixiユーザー(id:29290635)

2024年04月01日11:06

16 view

東京 春の美術館巡り(その1) 練馬区立美術館

3月30日
豊橋 朝7時9分発の新幹線に乗って 東京に出かけた。
以前は 東海道線と新幹線の接続が酷くて、たった3分で 新幹線に乗り込まなくてはならなかった。しかし、今回は 11分あったので、移動が楽になった。
その新幹線に乗れば、東京に8時35分くらいに着くから、1日が有効に使える。

今回 初めて練馬区立美術館に行った。
品川から1時間くらいで 練馬区立美術館に着いた。
池袋まで山手線で行って、そこから西武池袋線で「中村橋」まで行った。
中村橋の駅から美術館まで 徒歩で5分くらいだった。
10時の開館まで 時間があるので、1階の図書館で 時間を潰した。
この美術館は、図書館と同じ建物で、1階が図書館で 2階と3階が美術館の展示になっていた。ここに行ったのは、初めてだったので行けるのか心配だったが、わかりやすい道順で良かった。図書館で時間が潰せたのが良かった。
そこで「池上秀畝」展の図録があったので、絵を観る前に予習ができた。


池上秀畝(明治7年から昭和19年まで)は、長野県伊那市で生まれ、伝統に基づく「旧派」の画家として活躍しました。徹底した写生に基づく描写に、「新派」の画家たちが取り組んだ空気感の表現なども取り入れ、伝統に固執しない日本画表現を確立しました。本展では、秀畝の代表作を展示し、新たな視点で「旧派」の画家にスポットを当てます。

「池上秀畝」の展覧会は、絶対に 愛知県では開催されないだろうから、東京で観るしかない。と、思っていた。
展示室に入ると、菱田春草の絵と 池上秀畝の絵が並んで展示されていた。
春草と秀畝は 同じ長野県の生まれで、同じ年に生まれている。
そのことを 初めて知った。
それから 長野会場でしか展示されない作品がいくつかあることも 知り、せっかく東京まで出て来たのに、ガッカリした気分にもなった。
品川から1時間あまりもかかってやっと着いたのに、「えー、そんなー」という絶望的な言葉が つい 口から出た。
練馬区立美術館は 美術館として建てられたわけではないような建物で、展示作品も少なく、寂しかった。(だから、前期・後期に分かれているのだと思った。)

でも、秀畝の作品は 素晴らしかった!
特に「四季花鳥図」(春・夏・秋・冬)は、見事だった!
池上秀畝の家は、3代にわたって画家の家で、秀畝の師匠の 荒木寛畝が秀畝を養子にしたいみたいな話があった時に 断ったという話が 書いてあった。
いろんな鳥のスケッチが展示されていて、それも凄かった!
また、オーストリア大使館蔵の「桃に青鸞・松に白鷹図(ももにせいらん・まつにはくたかず)」は、板戸に着色されていて、こんなものがオーストラリア大使館にあるというのに驚いた!この板戸は どんな状態で 存在しているのか観たいなあ。と、思った。

ゆっくり観ても 1時間くらいで観て、上野に向かった。



3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年04月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930