mixiユーザー(id:3835843)

2024年03月07日05:34

18 view

早春の旅から帰ってきました

旅の始まりは余市駅6:09の始発でしたが、小樽までまたまた座れませんでした。雪で遅延が目立つ千歳空港からスカイマークで福岡に飛び、ネット早割3200円でとったリレーかもめ号で諫早駅へ。武雄温泉駅で西九州新幹線に乗り換えですが、目の前のホームに新幹線がとまっていて大変便利。島原鉄道島原駅までは島鉄フリーきっぷ(2日で4000円はかなりお得)を利用して約70分。途中にある人気の大三東駅(キリンレモンなどのCMに使用)では多くのてっちゃんがカメラを構えていました。しょぼいホテルにチェックイン後は速攻で南風楼に湯浴みにでかける予定でしたが、寒くて寒くてあっさり断念。

翌朝は原城跡に行くバスに乗って一日が始まりました。数年前にでかけた呼子にある名護屋城跡に比べると規模は小さいですが、世界遺産になった今も発掘作業が続けられていました。島原中心部に戻ってからはねはん像などを見たあと、姫松屋で名物の具雑煮と思いましたが大大行列であっさり断念。仕方なく武家屋敷をブラブラして島原城へ。島原はアーケード商店街がたくさんありましたがシャッターを閉めた店が多く、私が歩いた中では南紀の新宮駅前の商店街に次ぐ寂れようでした。島原からはバスで小一時間で雲仙に。お山の情報館で荷物を預けて地図をもらってまずは小地獄温泉へ。青雲荘は予想以上に素晴らしいお湯で、浴室も広いのでのんびり湯浴みを楽しめました。数年前の山津波の影響がまだ残る雲仙地獄をブラブラしたあとは、お山の情報館別館で雲仙のお勉強を少々。雲仙は日本最初の国立公園ですが、地獄を歩く人もそれほどいませんでした。その後小浜温泉で湯浴みをする予定でしたが、寒さと疲れであっさりパスし、この日は諫早に移動して駅ナカのホテルにチェックインしてバタンキューでした。

三日目は長崎に出て「長崎さるく(ぶらぶら歩き)」。三度目の長崎ですが、まだ訪れていない鍋冠山展望台と浦上天主堂をメインに歩きました。まずは市電(一乗車140円は安すぎます)に乗り中華街乗り換えで石橋へ。斜行エレベーターと垂直エレベーターを乗り継ぎ高度を稼ぐと目の前がグラバー園第二ゲート。ちらりと覗いたグラバー園はかなりの人出でしたが、私は左手に見える看板「鍋冠山展望台400m」に沿って急坂を歩くこと12分で展望台に到着しました。展望台からは左手奥に世界遺産の端島(軍艦島)、長崎造船所のジャイアント・カンチレバークレーン(これも世界遺産)、その右上に夜景で有名な稲佐山、浦上地区から右手には長崎の住宅街が斜面に広がりかなりええ感じでしたが、しばらくいてもずっと貸し切り。長崎のカップルは裏側にある道路を使って夜景を見に鍋冠山展望台に上がるようですが、観光客にはあまり知られていないようでした。なお遊歩道は明かりがほとんどない急坂なので、夜に行くときは複数でがオススメです。

同じルートで石橋に降りてきてからはオランダ坂通りを上り下りしながら、活水女子大(もちろん中は入れませんが)・ラッセル記念館(休業中で外から見るだけ)・東山手13番館、その後オランダ通りを歩き出島道路をくぐるとやがて中華街です。湊公園ではランタンフェスティバルの片付けがまだ行われていてバタバタしていました。横浜や神戸に比べるとしょぼい中華街は素通りし、浜町のアーケード街へ。日曜ということもありかなり賑わっていましたが、催事場で「関西の食まつり」をやっていた浜屋デパートの8階に上がると大賑わいですがな。なかでもタレをかけないたこ焼きが有名な会津屋は大行列でした。デパ地下に降りるといきなりだんごを売っていたのでおやつにゲットし、近くの茶碗蒸しが有名な吉宗(よっそう)へ。開店の10分前に到着しましたが、50人近くの大行列にびっくりポン。スマホ時代になって各地の有名店は行列をしないと食べられない時代がやってきていますが、整理の警備員さんに聞くと先週は200人から並んでいたとのことでおののいてしまいました。それでも開店と同時に運良く一階の最後の席に案内され、御一人様を注文すると5分もしないうちに出てきてメチャラッキー。美味しく茶碗蒸しと蒸し寿司のセット(1540円は安いか)を頂きました。行列を横目に店を出てからはしばらくアーケード街をウロウロして眼鏡橋をチラ見して、市役所前の市電停留所前の松翁軒本店へ。二階の喫茶室に上がって広々とした店内でカステラブレイク。周りをウオッチしているとカステラセットとミルクセーキを注文する方が半々でした。

お茶をしたあとは1系統に乗って平和公園で下車。びっくりするくらいに人がいない平和祈念像を横切り浦上天主堂へ。ステンドグラスが見事でしたが、撮影禁止は残念。その後医学部通りを歩いて爆心地公園へ。せっかくなので原爆資料館を再訪。館内には結構な人がいて、欧米系・韓国語・中国語を始め外国人比率が4割ほどには驚かされました。その後市電で駅に戻りアミュプラザ(大賑わい)をぶらぶらして、かもめ市場で母にびわゼリーなどを買って長崎ぶらぶら歩きは終了しました。この日は7キロほど歩いた感覚がありましたが、ホテルで風呂に入ると足はパンパンでした。
翌日は朝イチ5:50のリムジンバスで空港に出て神戸まで飛んで、なんばで妹と母と食事。三宮で女房殿ご所望の551とケルンのパンを買って帰ってきました。

今回の旅で一番気になったのは西九州新幹線開業一年半の諫早駅です。改札口付近のスタバとミスドは賑わっていましたが、1,2階の店舗には空きがあり、2階には1年半で早々と撤退したところもありました。諫早市は島鉄一駅の本諫早駅周辺が町の中心ですが、どでかい諫早駅にはアミュプラザやイオンなどの商業施設がないので地元利用は限られます。いかに長崎第三の都市といえども駅があまりに大きすぎます。必要最低限の駅にして、浮いた建設費を地方線維持に向けるのが公共交通の使命ではと思いました。各地に続々とできる新幹線駅、あまりに大きすぎるのなんとかなりませんかね。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年03月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

最近の日記

もっと見る