年末、しかもクリスマスイブの日曜日。そういえば、前日(イブイブ)の心斎橋筋は恐ろしく混雑していて、ギターを抱えて歩くのをはばかられるような大賑わいでした。こんな時期、お仕事に行楽にさぞや世の人々はお忙しいだろうという中ではありましたが、私にとってもこの日がツアー最終日でした。
神戸のアンクルジャムにお邪魔したのは、伊藤賢一くんとの男二人旅を除けば初めて。甲子園口駅からお店までは歩いてすぐだということにやっと気づきました。浅野剛さん・てまりさんご夫婦には大変お世話になっています。かっこいいポスターまで作っていただいて恐縮です。
商店街の向かいでは、歳末のくじ引きをやっていて、当たりくじを引こうと長い行列ができていました。心斎橋の混雑といい、やっと普通の営み、やっと普通の人生を、誰彼はばかることなく楽しめる。あちこちの街の盛り上がった風景を見て、そんなことを思いました。
音楽仲間やアイヌ語関連の友達など、なかなかに濃い面々にお集まりいただき、最後のライブも楽しく演奏させていただきました。特にクリスマスということを意識してなくて(ちょっとだけ演奏しましたが)、やはり新作CD『春の音楽』からのレパートリーが中心。たまに歌も交えながら、好きな曲をいっぱい演奏しました。お越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました!
毎回書いていることですが、そして自分がミュージシャンだから言うわけではありませんが、やっぱりライブって、音楽って良いものです。そしてその楽しみは、普通の人生に支えられています。全ての皆さんが、平和で健やかでありますように。
私は今日、小樽に帰ります。
メリークリスマス、そして来年もよろしく!
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