全日に伊丹から羽田へ飛び、宿は鶯谷に取った。
「ホテル日航」
という安宿。
(ちなみに国内線の飛行機は「鬼滅の刃」の機体だった。副機長が、「かまどたんじろう」と名乗っていた。)
鶯谷駅近くの店で1本80円の「ティッカ」を数本購入。あと、ファミマのお弁当で夕食にした。
「ティッカ」というのは、串焼きなのだが、骨付きで無いのをティッカと言うらしい。骨付きはタンドリー。
いや、タンドリーはタンドリーを使って焼いたものだろう?
と、私も思っていたのだが、ゴライの街で実際に焼いているのを見て認識を改めた。どちらも炭火で焼いていて、「串焼き」なんだけど、違いは骨付き肉か骨なし肉かということ。
タンドリーチキンは1本100ルピーだった。1本といってもかなり量はあって、サラダも付けてくれた。屋台のオヤジの手はチリの色で真っ赤に染まっていたのが印象的。食べて見るととても美味しかったので、ティッカの方も食べて見れば良かった。
翌朝、日暮里から8時のスカイライナーで成田に向かう。座席の埋まり具合は3分の1といったところか。空港アクセス線ができて、物凄く時間短縮はされている。
成田空港に到着後、チェックインして、荷物を預けるのだが、この荷物預けも自動化されているらしい、使い方が分からなかったので、丁寧に人間に対応してもらった。その時に顔認証も登録して、カメラで通行可となる。
色々自動化が進んでいるから、人は減らせるのだろうけど、分からない時に困る。書中使う人には便利なんだろうね。
カフェテリアで座って、SIMカードを差し替え、動作確認。近くにインド人の家族も座っていた。
保安検査のあと、出国になるんだが、自分の前に十人ぐらい韓国人だろうか、外国の方が歩いていて、うっかり外国人ゲートの方に案内された。パスポートを見せると、、
「日本の方ですね、顔では分からないので失礼しました。」
とか、言われたが、いや、国籍の確認は「パスポートだけ」だろ、何処の国に顔で国籍判断するところがあるんだよ。馬鹿にすんなよ。
と、文句も言う暇もなく、スルッと出国。ゲートには誰も並んでいなかった。
いい感じの時刻だったので、トイレを済ませるとすぐに搭乗案内された。今回はB767の非常口の座席を取った。足が伸ばせる席。
なのだが、この席、「窓がない」。
しまった、景色見えない、、、、、、斜め後ろにクビを回せば多少は見えるのだけど、がっつり景色楽しもうと思ってたので、、、、
飛行時間は9時間ほど、結構長い。かなり変な感じなんだが、ムンバイはグリニッジ標準時の+5より西にある。明石が+8なので、実質的には4時間以上の時差があるわけだが、インドは全体で同じ時間を採用していて+5.5になっている。
なので、時計は3時間30分しか違わない。
飛行機で西に9時間以上飛んでいるのに、時差が少ないのが見かけ上の到着時刻を早くしている。17時30分にムンバイ到着。
ムンバイは北半球のバンコクやホーチミンよりは北にある都市。ハノイよりは南になる。なので、飛行機はほとんど西向き、やや南寄りに飛んで行く。成田を飛び立つと一度(右に)旋回しながら高度を上げ、神奈川県の上空を西に進む。富士山の火口を左下に見る形で進むので、国内線の伊丹に飛ぶ飛行機よりはずっと北を辿る形である。琵琶湖などを眼下に見ながら西進して、大阪上空を通過、瀬戸内海を抜けて、九州上空へ。その後東シナ海上空へ進む。
飲み物のサービスがあったので、白ワインをリクエスト。おやつは雷おこしみたいなもの。米菓だった。もうちょっと酒に合うものが欲しかったが、インド人が甘いもの好きだからなんだろうな。
その後食事。白魚のフライあんかけ、みたいなものが出た。
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