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5月から秋田勤務になったが、クルマで通勤したら内勤の日は1日1500歩も歩かず不健康なので、仕事でクルマを使う必要にない日は片道3.8kmの道のりを50分掛けて歩いて通勤するよう心掛けている。
しかし、梅雨が明けたら秋田は想像していた以上に蒸し暑く、帰りはとてもじゃないが暑くてまっすぐ50分歩き続けて家まで帰ることなどできず、事務所から歩いて25分ほどで通り掛かる秋田随一の歓楽街・川反(かわばた)でキリッと冷えたハイボールを引っ掛けて帰ることが多くなった。
7月26日水曜日も暑かったが猛暑というほどの暑さではなく、前日までの暑さに比べれば少しマシだったこともあり、川反で冷房の効いた飲み屋に寄ることなく通り過ぎた。
しかし、川反から家まで歩くと30分ほど掛かり、やっぱり途中で汗だくになってきてこのまま家まで歩いて帰るのはしんどくなってきた。
そこで、ちょっと回り道にはなるが、川反から15分ほど歩いて秋田駅前エリアまでやってきたところで夕飯がてら一杯引っ掛けて帰ることに決めた。
最近、秋田駅前では「2時間飲み放題、カラオケ歌い放題で2000円」という激安の店を見付け、ときどき通うようになっているが、その店のマスターが教えてくれたオススメの店、居酒屋「春夏冬(あきない)」へ行ってみた。
まずはキリッと冷えたハイボールを飲みながら、お通しに出された冷奴らしきアテをいただく(写真3)。
非常にコクがあって旨い豆腐だと思って、大将に「この豆腐めちゃめちゃ旨いですね」と伝えたら、「実はこれ豆腐じゃないんですよ、豆乳に生クリームを入れて固めた自家製の豆腐風のメニューなんです」とのこと。
そして、かつて新潟勤務していたことのある自分は、なぜかメニューに新潟・長岡名物の「栃尾揚げ」があることを発見し、「栃尾揚げ」を注文。
秋田の地酒ももちろん置いているが、地元の客は秋田の地酒はいつも飲んでいるので新潟の地酒に力を入れているんだそうで新潟の酒は新潟県長岡市の酒屋に注文しており、毎年1度長岡に出張もしていることもあって「栃尾揚げ」のおいしさに惚れ込み、酒だけじゃなく「栃尾揚げ」も仕入れるようになったんだそうだ。
ハイボールも1杯飲んで「栃尾揚げ」にはやっぱ日本酒が合うと思うが、自分は秋田に着任したんだから秋田の酒が飲みたい。
そこで、まだ飲んだことのない白神山地と日本海の秋田県最北の八峰町にある山本酒造店の「ど辛」を飲んでみることにするが、次にこの店を紹介してくれた飲み放題の店にもハシゴするつもりだから、1合ではなく半合だけにする。
さすがにお通しと「栃尾揚げ」だけじゃもの足りないので、秋田県の名産でもある「比内地どりタタキ」も注文。
比内地鶏をタタキでいただくなんて初めてだが、これがめちゃめちゃ旨い。
次の店ではオードブルは出てくるはずなので、今回はこのくらいでいいだろう。
会計すると、ハイボール1杯と地酒「ど辛」半合、「栃尾揚げ」と「比内地どりタタキ」で2820円で、自分が愛用しているQRコード決済のPayPayも使える店だったのでPayPayで払い、この店を紹介してくれた店にハシゴして深夜まで飲んだのであった。
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