正式名称は
『ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』
去年東京で開催されていたものが、大阪・中ノ島の国立国際美術館に来ていて、五月の末ごろまで展示会が開かれている。お勧めの美術展
昨日、土砂降りの中行って来た(3回目)。お天気が悪いと美術展はとても空いていて自分のペースを余り崩さないで見ることができるので快適。
この美術展ではピカソの作品も多数展示されていることもさることながら、同時代を生きて芸術をけん引してきた、パウル・クレー、アルベルト・ジャコメッティ、ジョルジュ・ブラッグ、アンリ・マティスらの作品が連ねられている。かなり豪華な展覧会になっている。
その中でピカソが「主人公」という展示のされ方になっている。まー、ピカソは有名だからね、普通はそうなる。
現代になってみれば、代表的な作品がどんなものか、ぐらいはネットで検索すれば簡単に見ることができるので、もはやピカソの絵を見たことがない、なんて人はこの世にほとんどいないだろうが、「本物の作品を見たことがある」という方はすくなかろう。
いえ、私も今回の作品展で初めて本物を見ました。圧巻です。
小中学校の美術の時間に水彩画を描くときは、だいたい8つ切りの画用紙を使うことが多く、油絵なんかを趣味でやっている人も多くは同程度の大きさのキャンパスを使っている。画廊などで売られている絵もそういう大きさのものが多い。部屋に飾ったりするのだから、需要的に縦が1mに満たないぐらい。あるいはもっと小さなものの方がよく売れているのではないだろうか?
趣味で収集をしているならともかく、あまり大きなものを買っても飾るところに困ってしまう。
ピカソレベルの芸術家が、自分が画いた、例えば静物画をどこかのお金持ちが趣味で買ってくれるのを期待して絵を描いていた、とは思い難い。勿論お金を稼ぐためにそういう作品を沢山描いていただろう、とは想像に難くないものの、自分の頭の中にある芸術をアウトプットするのに、売れるかどうか、という基準はほとんど考えないだろうと思う。
その表現のために「巨大な」絵になるのは必然的な部分もあって、美術館に行くとそれが展示されている。
ネタバレになるが、1969年、88歳のピカソ晩年の作品だが「男と女」が最後に展示されている。時代を追って、どのような作品を描いてきたか、がストーリーとして設定された美術展なのだが、この最後の作品、男のちんちんやきんたま2個が明瞭に描かれている。そういうの、まるで子どもが描いた様な絵、なのかもしれないが、芸術を突き詰めていった先には結局キャンバスに描かざるを得ない、ものなんだろうと感じる。
この日記の誌面で語りつくすことなど到底不可能な作品展である。マティスの作品は後半に集められていて、この3回ではまだ十分に咀嚼できていない。画家マティス、だからね。理解したいのだが、、、、
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■年末年始も楽しめる美術館。お正月に開催している展覧会や博物館などを紹介
(CINRA.NET - 12月23日 13:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=207&from=diary&id=7236822
もうすぐ今年が終わり、新たな一年が始まります。お休み期間はにぎやかなテレビや映画、催しなどを思いっきり楽しむのもいいですが、美術館や博物館で心を落ち着かせて、さまざまなアートや文化にじっくりとふれてみるのもおすすめです。この記事では、年末年始も開館している美術館や博物館をピックアップして、開催中の展覧会を紹介します。
■森美術館(年末年始も無休)
『六本木クロッシング2022展:往来オーライ!』
2022年12月1日(木)〜2023年3月26日(日)
会場:森美術館
展示作家:AKI INOMATA、青木千絵、青木野枝、潘逸舟、市原えつこ、伊波リンダ、池田宏、猪瀬直哉、石垣克子、石内都、金川晋吾、キュンチョメ、松田修、呉夏枝、O JUN、折元立身、進藤冬華、SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD、竹内公太、玉山拓郎、やんツー、横山奈美
時間:10:00〜22:00(最終入館は閉館時間の30分前まで)
※会期中の火曜は17:00まで、ただし1月3日(火)、3月21日(火・祝)は22:00まで
休館日:無休
『MAMコレクション016:自然を瞑想する―久門剛史、ポー・ポー、梅津庸一』
2022年12月1日(木)〜2023年3月26日(日)
会場:森美術館
時間:10:00〜22:00(最終入館は閉館時間の30分前まで)
※会期中の火曜は17:00まで、ただし1月3日(火)、3月21日(火・祝)は22:00まで
休館日:無休
■ポーラ美術館(年末年始も無休)
『ポーラ美術館開館20周年記念展 ピカソ 青の時代を超えて』
『HIRAKU Project Vol.13 村上華子「du désir de voir 写真の誕生」』
2022年9月17日(土)〜 2023年1月15日(日)
会場:ポーラ美術館
時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:無休
『ポーラ美術館の名作絵画』
『ゲルハルト・リヒター』展
『THE BLUE』
2022年9月14日(水)〜2023年1月15日(日)
会場:ポーラ美術館
時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:無休
■teamLab Planets TOKYO DMM(年末年始も無休)
時間:2022年12月26日(月)〜12月30日(金)、2023年1月2日(月)〜1月6日(金)、2023年3月20日(月)、2023年3月22日(水)〜3月24日(金)、2023年3月27日(月)〜3月31日(金)9:00〜21:00
2022年12月31日(土)、1月1日(日)9:00〜20:00
※最終入館は閉館の1時間前
休館日:無休
■星の王子さまミュージアム(年末年始も無休)
時間:10:00〜18:00(最終入園17:00)
休館日:無休
■箱根 彫刻の森美術館(年末年始も無休)
『飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく』
2022年7月30日(土)〜2023年4月2日(日)
会場:箱根 彫刻の森美術館
休館日:無休
■Bunkamura ザ・ミュージアム(1月1日のみ休み)
『マリー・クワント展』
2022年11月26日(土)〜2023年1月29日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:12月6日、1月1日
■原美術館ARC(1月1日のみ休み)
『雲をつかむ:原美術館/原六郎コレクション』第2期(秋冬季)
2022年9月10日(土)〜2023年1月9日(月・祝)
会場:原美術館ARC
展示作家・作品:現代美術:榎倉康二、大野智史、加藤泉、白髪一雄、中村一美、鳴海暢平、堀浩哉、ジョナサン ボロフスキー、増田佳江、ジャック モノリー、トレイシー モファット、森弘治、横尾忠則、吉田克朗、李禹煥など、古美術:円山応挙「淀川両岸図巻」(下図)、「帰去来・放白鵬図」など
時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館日:木曜(祝日と12月29日(木)を除く)、展示替え期間、1月1日(日・祝)
■三菱一号館美術館(12月31日、1月1日が休み)
『ヴァロットン―黒と白』
2022年10月29日(土)〜2023年1月29日(日)
会場:三菱一号館美術館
時間:10:00〜18:00、金曜と会期最終週平日、第2水曜は21:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜、12月31日、1月1日
※ただし12月26日、1月2日、1月9日、1月23日は開館
■上野の森美術館(12月31日、1月1日が休み)
『兵馬俑と古代中国 〜秦漢文明の遺産〜』
2022年11月22日(火)〜2023年2月5日(日)
会場:上野の森美術館
時間:9:30〜18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:12月31日、1月1日
■大阪中之島美術館(12月31日、1月1日が休み)
『ロートレックとミュシャ パリ時代の10年』
2022年10月15日(土)〜2023年1月9日(月・祝)
会場:大阪中之島美術館
時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜(1月2日、1月9日を除く)、12月31日、1月1日
『すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合』
2022年10月22日(土)〜2023年1月9日(月・祝)
会場:大阪中之島美術館
時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜(1月2日、1月9日を除く)、12月31日、1月1日
■国立西洋美術館(12月30日〜1月1日が休み)
『ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』
2022年10月8日(土)〜2023年1月22日(日)
時間:9:30〜17:30、金・土曜9:30〜20:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜、12月30日〜1月1日、1月10日
※ただし1月2日、1月9日は開館
■サントリー美術館(12月30日〜1月1日が休み)
『京都・智積院の名宝』
2022年11月30日(水)〜2023年1月22日(日)
時間:10:00〜18:00、金・土曜および1月8日10:00〜20:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:火曜(1月17日は18:00まで開館)、12月30日〜1月1日
■東京都写真美術館(12月29日〜1月1日が休み)
『野口里佳 不思議な力』
2022年10月7日(金)〜2023年1月22日(日)
会場:東京都写真美術館
時間:10:00〜18:00、木・金曜10:00〜20:00(入館は閉館時間の30分前まで)
休館日:月曜(月曜が祝休日の場合は開館、翌平日休館)、12月29日〜1月1日、1月4日
※12月28日、1月2日、1月3日は臨時開館
『星野道夫 悠久の時を旅する』
2022年11月19日(土)〜2023年1月22日(日)
会場:東京都写真美術館
時間:10:00〜18:00、木・金曜10:00〜20:00(入館は閉館時間の30分前まで)
休館日:月曜(月曜が祝休日の場合は開館、翌平日休館)、12月29日〜1月1日、1月4日
※12月28日、1月2日、1月3日は臨時開館
『プリピクテジャパンアワード Fire & Water』
2022年12月17日(土)〜2023年1月22日(日)
会場:東京都写真美術館
展示作家:
新井卓、岩根愛、岡田将、 瀧本幹也、千賀健史、長沢慎一郎、中井菜央、水谷吉法
時間:10:00〜18:00、木・金曜10:00〜20:00(入館は閉館時間の30分前まで)
休館日:月曜(月曜が祝休日の場合は開館、翌平日休館)、12月29日〜1月1日、1月4日
※12月28日、1月2日、1月3日は臨時開館
■金沢21世紀美術館(12月29日〜1月1日が休み)
『時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの』
2022年10月1日(土)〜2023年3月5日(日)
会場:金沢21世紀美術館
時間:10:00〜18:00、金・土曜10:00〜20:00
休館日:月曜(ただし1月2日、1月9日は開場)、12月29日〜1月1日、1月4日、1月10日
『コレクション展2 Sea Lane - Connecting to the Islands 航路 - 島々への接続』
2022年11月3日(木・祝)〜2023年3月19日(日)
会場:金沢21世紀美術館
展示作家:イザベル&アルフレド・アキリザン、チャールズ・リム・イー・ヨン、ミヤギフトシ、阪田清子、照屋勇賢、宇良京子、ジュディ・ワトソン、柳瀬安里、イー・イラン、ザイ・クーニン
時間:10:00〜18:00、金・土曜10:00〜20:00
休場日:月曜(ただし1月2日、1月9日は開場)、12月29日〜1月1日、1月4日、1月10日
『lab.5 ROUTINE RECORDS』
2022年10月1日(土)〜2023年3月21日(火・祝)
会場:金沢21世紀美術館
時間:10:00〜18:00、金・土曜10:00〜20:00
休場日:月曜(ただし1月2日、1月9日は開場)、12月29日〜1月1日、1月4日、1月10日
『アペルト17 SCAN THE WORLD [NEW GAME]』
2022年10月1日(土)〜2023年3月19日(日)
会場:金沢21世紀美術館
時間:10:00〜18:00、金・土曜10:00〜20:00
休館日:月曜(ただし1月2日、1月9日は開場)、12月29日〜1月1日、1月4日、1月10日
■すみだ北斎美術館(12月29日〜1月1日が休み)
『隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画』
2022年9月13日(火)〜2023年11月26日(日)
会場:すみだ北斎美術館
時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜(1月2日、1月9日は開館)、12月29日〜1月1日、1月4日、1月10日
『北斎かける百人一首』
2022年12月15日(木)〜2023年2月26日(日)
会場:すみだ北斎美術館
時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜(1月2日、1月9日は開館)、12月29日〜1月1日、1月4日、1月10日
■東京都現代美術館(12月28日〜1月1日が休み)
『クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ』
2022年12月21日(水)〜2023年5月28日(日)
会場:東京都現代美術館
時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(1月2日、1月9日は開館)、12月28日〜1月1日、1月10日
『ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台』
2022年11月12日(土)〜2023年2月19日(日)
会場:東京都現代美術館
時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(1月2日、1月9日は開館)、12月28日〜1月1日、1月10日
『MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd』
2022年11月3日(木・祝)− 2023年2月19日(日)
会場:東京都現代美術館
展示作家:朝倉摂、麻生三郎、安齊重男、梅原龍三郎、遠藤利克、小倉遊亀、オチ オサム、笠原恵実子、桂ゆき、河原温、菊畑茂久馬、草間彌生、工藤哲巳、剣持和夫、小島信明、斎藤義重、篠原有司男、菅木志雄、菅井汲、杉本博司、鈴木賢二、高松次郎、多田美波、田部光子、中西夏之、中村宏、彦坂尚嘉、平田実、福岡道雄、福島秀子、三木富雄、宮島達男、山口勝弘、山中信夫、横尾忠則、李禹煥、CTG(コンピュータ・テクニック・グループ)、蔡國強、ロイ・リキテンスタイン、リチャード・ロング、デイヴィッド・ナッシュ、デニス・オッペンハイム、ゲルハルト・リヒター、アンディ・ウォーホルほか
時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(1月2日、1月9日は開館)、12月28日〜1月1日、1月10日
■国立近代美術館(12月28日〜1月1日が休み)
『大竹伸朗展』
2022年11月1日(火)〜2023年2月5日(日)
会場:国立近代美術館
時間:10:00〜17:00、金・土曜は10:00〜20:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(ただし1月2日、9日は開館)、12月28日〜1月1日、1月10日
『MOMATコレクション』
2022年10月12日(水)〜2023年2月5日(日)
会場:国立近代美術館
時間:10:00〜17:00、金・土曜は10:00〜20:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(ただし1月2日、9日は開館)、12月28日〜1月1日、1月10日
■日本科学未来館(12月28日〜1月1日が休み)
『動画クリエイター展』
2022年10月8日(土)〜2023年4月2日(日)
参加クリエイター:おめがシスターズ、鹿の間、しらスタ、葉一、はじめしゃちょー、ひまひま、フィッシャーズ、ポッキー、リュウジ
時間:10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜(ただし12月27日、1月3日、3月21日、3月28日は開館)、12月28日〜1月1日
■国立科学博物館(12月28日〜1月1日が休み)
特別展『毒』
2022年11月1日(火)〜2023年2月19日(日)
時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで)、土曜9:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:月曜、12月28日〜1月1日、1月10日
■東京国立博物館(12月26日〜1月1日が休み)
『150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物』
2022年11月2日(水)〜2023年1月29日(日)
会場:東京国立博物館
時間:9:30〜17:00
休館日:12月26日〜1月1日、1月10日、16日、23日、30日
『博物館に初もうで』
2023年1月2日(月・休)〜1月29日(日)
会場:東京国立博物館
時間:9:30〜17:00
休館日:1月10日、16日、23日、30日
■京都国立博物館(12月26日〜1月1日が休み)
『新春特集展示 卯づくし─干支を愛でる─』
2023年1月2日(月・休)〜1月29日(日)
会場:京都国立博物館
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
■年末年始も無休
森美術館
ポーラ美術館
teamLab Planets TOKYO DMM
星の王子さまミュージアム
箱根 彫刻の森美術館
■1月1日のみ休み
Bunkamura ザ・ミュージアム
原美術館ARC
■12月31日、1月1日が休み
三菱一号館美術館
上野の森美術館
大阪中之島美術館
■12月30日〜1月1日が休み
国立西洋美術館
サントリー美術館
■12月29日〜1月1日が休み
東京都写真美術館
金沢21世紀美術館
すみだ北斎美術館
■12月28日〜1月1日が休み
東京都現代美術館
国立近代美術館
日本科学未来館
国立科学博物館
■12月26日〜1月1日が休み
東京国立博物館
京都国立博物館
■そのほか
ワタリウム美術館(12月31日〜1月3日が休み)
東京都美術館(12月29日〜1月3日が休み)
京都国立近代美術館(12月29日〜1月3日が休み)
京都市京セラ美術館(12月28日〜1月2日が休み)
アーティゾン美術館(12月28日〜1月3日が休み)
国立国際美術館(12月28日〜1月3日が休み)
21_21 DESIGN SIGHT(12月27日〜1月3日が休み)
国立新美術館(12月27日〜1月11日が休み)
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