気球事件の裏側

＜米本土上空を飛行し米軍が撃墜した中国の偵察気球は、中国軍内で宇宙やサイバー戦を担当する戦略支援部隊が管轄し運用に関わっていたことが9日、分かった。複数の中国筋が明らかにした。軍は気球の米本土侵入を自国の外務省にも連絡しておらず、最高指導部は部門間の意思疎通の改善を指示した＞（共同通信）

これは中国共産党総書記であり、国家主席である習近平が人民解放軍を統治出来ていない証左だ。今回の一連の気球事件は、存在を鼓舞したい人民解放軍制服組の独走、というか暴走である。時の中国政権の意向を無視した人民解放軍の一方的な行動は過去にもあったが、今回の気球事件は非常に目立つ。

将来、軍部の暴発による台湾攻撃開始とか、習政権転覆を狙ったクーデターなんてことも充分有り得る。尖閣諸島の揉め事を抱えていて、中国とも台湾とも近隣である日本にとっては非常に重要な問題である。


■中国「気球の目的は気象観測」――不自然な言いわけの元祖は米国だった　世界中に出現する恐るべきUFOの正体
(AERA dot. - 02月12日 08:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=7297852