昔聞いた話。
お母さんイルカは陣痛が来るとぐんぐん泳ぎ回る。
泳ぎながら赤ちゃんを産む。
赤ちゃんはぽかっと、胎盤と一緒に海中に出てくるのだが、
とにかく一回空気を吸って呼吸しないとそのまま死んでしまう。
赤ちゃんイルカはまだ泳ぎが下手(最初は泳げない)で
誰かが助けないと海面まで行けない。
もちろんお母さんが元気ならお母さんが助けるのだろうけど、
陣痛がついて泳ぎ回るようになった時点で、
仲間イルカがお母さんといっしょに泳ぐのだそうだ。
そして赤ちゃんが出てきたら、すかさず赤ちゃんを背中に乗せて
「えいっ」とばかり海面に押し上げる。
お産直後のお母さんが少しぼーっとしていても大丈夫。
…という話だった。
いい話だなぁ、と思った。
水族館なんかじゃお産の近い母イルカは別水槽に入れるんで、
飼育員が監視するんだろうけどね。
■マダライルカの赤ちゃん誕生 名前は「アニス」、一般公開(OVO [オーヴォ] - 05月24日 08:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=201
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