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2022年05月22日01:58

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山梨県の行方不明事件

 昨日、死んだレモンの亡骸を葬ったものの、精神的ショックは簡単には癒されない。
 たかが猫が死んだぐらい、だと思わないとならないのだろうけど、毎日駆け寄ってきてエサをねだっていたレモンが、まさかの死体で見つかった。
 外で暮らしている以上、最初から長生きはすまい、とは思っていた。そして死ぬのは誰かに毒を盛られるか、交通事故、ぐらいに勝手に思っていた。野生動物に致命傷を負わされるケースは余り考えていなかった。

 レモンも、何羽かの鳥の命を奪っている。私が知っている限りでは4羽以上。
 鳥を狩ろうとしている時には、わざと邪魔をしたり、狩りをしないように諭したりもした。言葉がどのぐらい通じているのかは分からないが、野鳥にも命があって、それを奪ってしまったらもう取り返しがつかない、ということを何度も説明した。
 狩りをする、という本能的な行動を完全に消滅させることなどできないので、時間があればネコジャラシで遊んでやり、その後エサを食べさせたりもしていた。

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 山梨県の道志村キャンプ場で起こった少女行方不明事件
 少女の骨が見つかる、という形で既に死亡していることが確定した。
 家族や知人がいかほどに落胆しているかは想像しがたい。生きている可能性を考え必死に探していたのだから。その生きている可能性は、「行方不明になったのに遺留品が何も見つからない」、のが大きな要因だっただろう。
 警察だって、そう考えたからこそ、誘拐され監禁されているであろう場所(別荘など)を丁寧に捜索し続けてきていた。

 しかし、骨のようなものが見つかる。その場所が問題で、かれ沢の上流から流れてきたと考えられる。その事実を素直に受け止めるなら、最初はかなり上の方に遺体があったことになる。恐らくは、山の尾根近傍。

 これが新たな謎。
 遺体が山の尾根付近にあったとしたら、考えられる可能性はおおよそ三つ。

  自力で登った
  誰かがそこまで連れて行った。あるいは殺した後遺体を遺棄した。
  動物が運んだ。
  (風に飛ばされた)

 台風が来たから、風に飛ばされる、という可能性はあるのだけど、しかし人間の身体が標高にして何百メートルも上まで飛ばされた、という話は聞いたことがない。
 動物が運ぶにしても、何のため? おそらく食べるためなんだろうが、その場合も何百メートルも山を登るように運ぶという考え方にはかなり無理がある。
 クマに襲われた、なんて言っている人が結構いたりするのだが、人間の子どもをエサとして認識しているクマが本当にいれば、被害者が一人だけ、なんてことはないだろう。何度も次々襲われる被害があるはず。クマはドングリなんかを食べて暮らしている動物。

 そんな風に可能性を消去していると、「自力で登った」説を言う人が圧倒的に多い。
 ただね、この少女に山に登る動機がそもそもない。山を登っていて家族とはぐれた、みたいなケースなら違うのだろうが、キャンプ場周辺には複雑に道があっても、それは山を登る登山道とは全然違うもの。まして登山道でもない道なき場所を登るとか、容易なことではない。
 「子どもの行動力は想像を絶する」という類のことを言う人は結構いる。だから、道なき斜面を何百メートルも登った、と。
 これね。おそらく、そういうことを自分でやったことがない人しか言わないと思う。家の近所の裏山、とかとは違うんだよ。やってみればわかるが、そもそも登れない場所の方が多いし、何とか登れるルートを選びながら進んだとしても、簡単には距離は稼げない。尾根筋まで登ることが現実的ではないのが、やればわかる。

 誘拐でもなく、自力で登ったのでもない。のだとするなら一体どうして遺体が「から沢の上の方」にあったのか。その謎が簡単には解けない出来事。

 何か見落としてるのかなあ?
 もう、何千人もの人のコメントなどを読んできたが、謎に迫るような考え方は見つかっていない。

 そうすると、お話を作るような形でしか、結果に辿り着かなくなる。
 これにはいくつかパターンはある。
 誘拐されて殺され、尾根まで死体を運んで捨てた。
 この「誘拐」から「死体遺棄」までの経過時間が、その日の内、後日、最近、など
 まあ、生きたまま連れて行った、というお話もある。これは大体その日のうちに連れて行っている。
 骨が見つかった当初は、「別人の骨」説はあったが、DNA鑑定が出来たので、その節は消滅した。
 自力で登った説は、登ったルートは大体2つに分かれる。まあどっちでもいいのだが、かつてスーパーボランティアと言われたおっさんが言ってた「子どもは上に登る」という発言がよりどころになっているお話。

 「子どもは上に登る」は言い過ぎで、本当は「子どもは根拠なく行動する」とか「子どもの思考は短時間ですぐに変化する」とか、そういう事の結果に過ぎない。
 友達の所に行こうとしたけど、チョウを追いかけた。とか
 家族の所に戻ろうとしたけど、景色を見たくなった。とか
 まあ、こういう思考変化はパターンを考え出すと無数にあると言って良いぐらい数が多いので、まじめに一つ一つ検討する意味も余りない。


 この行方不明事件は、もし関わった誘拐犯がいるなら真相は分かる可能性もあるが、そうでない場合、結局なぜあんな場所に遺体があったのか、を明瞭にする手掛かりはつかめないまま終わってしまうのだろうと思う。

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発見の人骨、不明女児と断定
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6956781

 山梨県道志村で見つかった人骨について、山梨県警は14日、DNA型鑑定の結果、2019年9月に同村のキャンプ場から行方が分からなくなっている小学1年だった小倉美咲さん(行方不明時7歳)=千葉県成田市=のものと断定したと発表した。山梨県警捜査1課は事件と事故の両面で捜査を続け、美咲さんが死亡に至った経緯について調べる。

 県警などによると、DNA型鑑定を進めていたのは右側の肩甲骨。5月4日に道志村のキャンプ場近くで捜査員らが見つけた。

 県警は今回の発表で肩甲骨について「生命維持に欠かせない部位であり、美咲さんは死亡していると判断した」と説明。死因や死亡時期は不明とした。

 鑑定結果は美咲さんの母とも子さん(39)ら家族にも伝えられた。県警は今後も捜索を続けて残りの部位などをさがし、不明後の足取りの解明を進める。

 同村では美咲さんが当時身につけていたものと酷似した運動靴と靴下も見つかっているが、いずれも個人を特定するだけのDNA型は検出されなかった。

 また、4月23日に発見された頭部の骨からはDNA型が検出されなかったものの、ミトコンドリアDNA型の鑑定で、母方と血縁関係にあることが判明していた。

 美咲さんは19年9月21日正午過ぎ、母と姉の3人でキャンプ場に到着。近くの沢に遊びに行った友人らを1人で追い掛けた後、行方が分からなくなっていた。家族が県警大月署に通報し、県警や消防、自衛隊などが周辺の捜索を続けたが、手掛かりは見つからなかった。【北村秀徳、渡辺薫、山本悟】
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