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2022年04月06日13:41

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【個】北陸の隠れた名湯を訪ねて 1日目

4月3日(日)

加賀温泉郷(片山津·山代·山中·粟津)や福井県·芦原温泉はあまりにも有名ですが、今回は何度も行っている加賀でも、知らなかった隠れた名湯を巡りました

加賀温泉駅でレンタカーを借り、白山市美川を訪れます

北前船が育んだ｢ふぐの街｣は霊峰白山から流れる手取川の恩恵を受け、町内のあちこちで伏流水が湧き出ています。
今でも協同の洗い場として管理され、一般にも開放されています。
(写真上3枚:お台場の水は小屋の中。大浜の水は露地に湧いている)

｢石川ルーツ交流館｣(写真中段左と右)
北前船で栄えた町は奉行所が置かれ本吉町となり、明治初期の能美郡·石川郡合併で一文字ずつを取り｢美川町｣
明治5年から一時期県庁が置かれた町で、石川郡→石川県、云わば石川県のルーツとも言える町なのですね。
そういう内容と｢白山手取川ジオパーク｣に関する展示でした。
北陸本線のラッセル車が駐車場にあった。
写真下段右は｢手取川橋梁｣。荒天時にはここが不通になる、現代の鉄路の難所。

｢呉竹文庫｣(写真下段左)
北前船主｢熊源｣の熊田源太郎が設立した私設図書館で、地域文化活動の拠点。
古い貴重な蔵書が保管されていて内部の見学が出来る。

この2館は内部撮影が禁止でした。
共通券310円。

写真中列2枚は町内の銭湯｢美川温泉元湯ほんだ｣(今回の隠れた名湯①)
俗に言われる｢モール泉｣で、紅茶色のぬるぬるした肌ざわり滑らかな天然温泉

平日昼間でも地元民で賑わっています。
なんと、公衆浴場ですから｢460円｣と格安料金。
穴場発見であります

昼食は｢あら与本店｣(写真上段2枚)
美川町は全国で唯一、ふぐの｢卵巣｣を加工して販売が許可された地域。
糠漬けにた保存食で、この店では食事も提供してるので訪問した。
発酵食品に絶対的自信を持つ女将さんと、おいらもヨーグルトや糠漬け·塩麹を作るので話が盛り上がる

800円のランチは｢ふぐの子と身の茶漬け｣｢ふぐ粕漬け入りおにぎり｣｢大根糀漬け｣｢鰊昆布巻き｣｢ヨーグルト｣｢加賀棒茶｣と発酵食品尽くし。
煮込みに最適な地元醤油や、もちろんふぐ卵巣の糠漬け等々購入。
そのうち別日記にしよう。

下段2枚の写真は、空腹でもないのに容器が欲しくて大阪駅で買い、サンダーバード車内で早朝に食った神戸淡路屋の｢コンテナすき焼き弁当｣と、最後に立ち寄った加賀市の｢平松牧場｣のソフトクリーム

前回はマシンメンテナンスで食えなかったソフトクリームは、意外にもあっさり系でした。

レンタカーを返却し、送迎バスで定宿｢ダイヤモンド片山津ソサエティ｣宿泊

運転疲れを温泉＆サウナで癒し、夕食は｢春の旬採プラン｣

お供は福光屋｢加賀鳶｣冷酒

<先付> 蛍烏賊酢味噌和え、菜の花としらすのお浸し、料理長渾身の｢幸せの宝石箱｣
<造り> 桜鯛薄造り
<焼物> 桜鯛の木の芽味噌焼き
<蓋物> 桜鯛のあら煮 (器は九谷焼ｳﾝ万円)
<台物> 黒毛和牛と山菜の鉄板焼き
<サラダ> 鰹のカルパッチョ
<揚物> 蟹と山菜の天麩羅
<御食事> 石川県東谷口産こしひかり、田舎味噌汁、香の物三種
<デザート> 季節のフルーツムース

サービス期間中で部屋がワイドツインルームにランクアップ、広い部屋·でっかいテレビでのんびりしてるうちに爆睡した模様