激しいアクションにサスペンス、そして重厚な人間ドラマを絡める事に定評があり、惜しくも昨年、他界されたベニー・チャン監督の遺作『レイジング・ファイア』。
年末公開ですが、やっとこさ見て来ました。
噂に違わぬド傑作!
ドニー版「ダークナイト/香港国際警察」
同じ正義を追いかけていたドニー・イェンとニコラス・ツェーが。
ニコラス・ツェーは『ジョーカー』のジョーカーが、そのまま『ダークナイト』のジョーカーになった様な知的戦略ヴィランに。
ナイフを振り回しながらの腹筋運動シーンは、ヒース・レジャーを超えた!
ドニーさんは、財力の代わりに、体力で立ち向かう。
香港の街を狭しと駆け巡る知力戦、体力戦、時の運。
ニコラスにもドニーさんも「取り敢えず言いたい事はあるが、憎らしい奴はブッ殺せ!」みたいなテンション(殺すのはニコラスのみ)
最終決戦の場を教会にするとか、やっぱベニー・チャン監督は上手いよなー。
世界の映画界が、ベニー・チャン監督を失った損失は大きいな。
しかし香港警察のダーティ・イメージって、ジャッキーがやってた頃の80年代から変わらないのね。
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