「すみません、ちょっとお話を伺ってもよろしいでしょうか?」
そんな調子でお巡りさんに声をかけられた経験をお持ちの方もあるんじゃないかと思います。
いわゆる【職務質問】というやつですね。
こちらは違法行為をした覚えはなくても、
笑顔なのに目が笑ってないお巡りさんの顔を見ると、
『何かやらかしたかな?』と自分の行動を確認しちゃいますよね。
職務質問というのは、生涯一度も受けないという方もいれば、
週一で受けてるなんて常連さんもいたりします。
当然『職務質問を受けやすい人の特徴』というのがあるわけですが、
まず『何かを隠し待っていそうな人』というのが条件の筆頭ですね。
武器や薬物など、持ってはいけない何かを持ち歩いている疑いのある人は、
職務質問の対象になりやすいそうですね。
例えばミリタリーファッションがお好きで、そういう服装をよくされるという人は、
武器になる物を持っている可能性を疑われやすいんですね。
もちろん本物の武器ではないとしても、持ち物によっては軽犯罪法で定められている、
『正当な理由がなく人の体に重大な危害を加える恐れのある器具を携帯していた者』に
該当するかもしれませんからね。
ミリタリーオタクの皆さんは気をつけられた方がいいでしょうね。
「お前、出勤する時、ミリタリーファッションで来るよな。どうして?」
「そりゃ、会社は戦場だから」
「なるほど。でも帰りもミリタリーファッションなのはどうして?」
「カミさんのいる家へ帰るのは戦場に赴く心境だから」
誰もが知っている通り、日本での違法薬物はご法度ですから、
当然『薬物をやってそうな人』というのも職務質問を受けやすいです。
薬物常用者は危険な行動を起こす恐れがあるため、
疑わしい場合はすぐに、職務質問の対象者となりますね。
具体的にどういう人が声をかけられるのかというと、
呂律が回っていないとか、金髪や長髪、色白で痩せこけているなんて人がそうですね。
そして夏でも長袖など、薬物常用者によく見られる特徴がある人は
職務質問の対象になりがちなんですね。
これ裏を返せば、黒髪で色黒で太っていて冬でも半袖で、
いつもピザを食べてコーラを飲んでいるような人は安心という事ですね・・・
別の意味で心配ですけどね。
それから『変態っぽい人』は職務質問を受けやすいですね。・・・当たり前ですけどね。
痴漢や性犯罪抑止のために、何か変態っぽい人は職務質問の対象になりやすいそうですね。
『変態っぽい』というのは、別に顔つきの事じゃないんですね。
挙動不審だったり、真夜中にふらついていたり、
コートの下に何も着ていなさそうな人は対象となる可能性があるわけですね。
「もしもし、あなた、随分厚いコート着てますが、
ひょっとしてその下は何も着てなかったりしません?」
「大丈夫です、ブラジャーは付けてますから」
ブラジャーを付けてるのなら、随分紳士的ですから大丈夫ですよね。
微笑亭さん太
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