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2021年06月28日10:29

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筧忠治さんの収蔵品展・・・刈谷市美術館

6月26日
刈谷市美術館で筧忠治さんの収蔵品展を観た。

令和3年度コレクション展の第1回として、自画像の画家として知られる郷土ゆかりの洋画家、筧忠治(1908〜2004年)を特集展示します。

一宮市に生まれ、8歳の時に名古屋に転居した筧は、高等小学校卒業後の1922年、14歳で愛知県測候所(現名古屋地方気象台)に就職し、勤務のかたわら絵画制作を始めました。1920年代半ばには、名古屋洋画壇の草分けとして活躍した鈴木不知の名古屋洋画研究所などで学びますが、その後は独学で身近なモチーフをひたすら描き続けました。自画像や肖像、風景、猫など、ひとつの主題を突き詰めることで自己の絵画を追求した筧ですが、なかでも、10代の頃から執拗に描き続けた自画像は、力強く気迫に満ちあふれ、見る者に強烈な印象を残します。

筧は作品を売ることを好まず、美術団体展にもほとんど出品していませんが、定年退職後の1968年から、個展やグループ展で作品を発表し始めるようになり、次第にその名が世間に知られていきました。1998年に当館で開催した個展や、2000年と2009年の出身地一宮市での個展など、晩年以降たびたび画業が検証されたことにより、現在では県内の多くの美術館に、郷土の重要な画家のひとりとして作品が収蔵されています。

本展では、初期から晩年までの自画像をはじめ、母の像や猫など、テーマごとに作品を紹介し、その画業を振り返ります。新所蔵作品を含む30点による、迫力あふれる筧絵画の魅力をご覧ください。]・・・チラシより

筧忠治さんの自画像は、以前「写実絵画」の展覧会で観て、衝撃を受けた。仁王のような顔が印象的だった。
怒ったような顔をしていて、顔全体に物凄い力が入っている。こんな自画像をかつて観たことが無い。
目を見開き、浮き出た血管や表情筋に迫力がある。
あの時は、1枚だけの展示だったが、刈谷市美術館で30点ほど観れるというので、観に行った。

そしたら、母親の絵も 凄い迫力で描いていて、度肝を抜かれた。本当に一生懸命描いた絵なんだな。と、思った。

猫を描いた絵もあって、それが筧さんの顔にそっくりだった。

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