日時 6月10日
会場 鶴見区民文化センターサルビアホール 3F音楽ホール
演奏 国枝俊太郎（フラウト・トラヴェルソ、フルート・ダモーレ）小野萬里（バロック・ヴァイオリン）�盒狭絢�（バロック・チェロ、5絃チェロ・ピッコロ）岡田龍之介（チェンバロ）
曲目 G.Ph. テレマン ハンブルク四重奏曲（1730）より 協奏曲第１番 ト長調 TWV-43:G1 同組曲第1番 ホ短調 TWV-43:e1 同ソナタ第1番 イ長調 TWV-43A1 C.Ph.E. バッハ トリオ・ソナタ ト長調 Wq.144
先日（５日）に聴いた食卓の音楽（第2集全曲）に比べると少ない４人による演奏。当時ヨーロッパで随一の人気を誇り予約出版という新しい形で楽譜を提供した先駆者。 宮廷の宴席で好んで演奏された室内楽を集めた食卓の音楽に比べると家庭で演奏できるように配慮されているようだ（このような曲を家庭で曲がりなりにも演奏できる演奏技術を当時の人が持っていたのはそれはそれで凄いことだと思うけど）。しかめっ面して聴くのではなく美しいメロディーとハーモニーを皆で演奏して楽しむような曲だ。テレマンの作品一覧※を見るとフルートとヴァイオリンにヴィオラやチェロやガンバにチェンバロという組み合わせがかなりある。
この日演奏された曲の中ではホ短調の曲が穏やかな中にほの暖かさを感じされてくる良い曲だった。
※テレマンの作品一覧
http://piqua-1.la.coocan.jp/ZTEL-No1.html#43
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