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2021年03月16日22:07

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心豊かな楽しい老後に備える その36

生涯、死ぬまで AD(Analog Disk)で音楽を楽しむ。
心豊かな楽しい老後を迎える為にも、今は Analog Audio と Jazz の AD の充実に注力する。
…と決めてから、Jazz の AD 収集を始めたのは ’18年の3月からであった。
いつものお店 Cafe CRESCEND さんのお陰で Jazz の AD は怒涛の勢いで増え続け、03/10(水)の時点での累計購入枚数は670枚に達した。
その週末の 03/13(土)もいつものお店へ…。
COVID-19 の感染拡大で「不要不急の外出は自粛せよ」だったので、他のお客さんとの遭遇を避ける時間帯を狙って足を運んだのは当然のこと。
ささっと選んでささっと購入したらば、ささっと我が家へ…。
そんなこんなで我が家に持ち帰ったのは計10枚だった。
 

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先ずはこれ。
Chet Baker で ’58年の "It Could Happen To You” がやっと手に入ったぞ。
Original は ’58年に US の Riverside Records から Mono で Release された Disk No. “RLP-12-278” と、同じくで Stereo の “RLP-1120” とのこと。
今回手に入れたのは ’17年に Europe の DOL から再販された Disk No. “DOL741HG” である。
ん〜、なんせその末尾が “HG”(High Grade)というそれ! 
Chet の名盤を Deluxe Gatefold Edition で HQ Virgin Vinyl という高級仕様なのだよ。
もちろん 180g の重量盤である。
イイね、イイねぇ〜。
高級品なので、お値段は ¥2,800 なり。


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続いてはこれ。
V.A. もので ’81年の "Aurex Jazz Festival '81 Allstar Jam Session" も手に入れた。
Original は ’81年に日本の糞会社(東芝とも言う)から Release された Disk No. “EWJ-80208” で、後の再販は CD も含め一切無いらしい? 
だから希少な1枚なのである。
その Aurex とは、かつて糞会社(東芝とも言う)に存在した Audio Brand だったのは周知のとおり。
その糞会社(東芝とも言う)が主催し、大物 Producer の協力も得て ’80〜’83年に開催された Jazz Festival での Live 盤である。
その ’81年の Allstar Jam Session たるや…
 Freddie Hubbard(tp)
 Stan Getz(ts)
 Bob Brookmeyer(tb)
 Roland Hanna(p)
 Milt Jackson(via)
 Ray Brown(b)
 Art Blakey(ds) 
…という、それはもう高級な具材がてんこ盛りの状態。
しかも Aurex とあって音質も抜群! 
あの(東芝とも言う)糞会社のであろうとも「これは持っていないと…」な1枚、なのである。
希少なのに、お値段は ¥1,800 と来た。
イイね、イイねぇ〜。


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続いてはこれ。
Branford Marsalis で ’87年の "Renassance" も欲しかった1枚。
最初の Release はいずれも ’87年で Columbia からは US 、Canada 、Australia などで、CBS からは欧州その他でという Columbia & CBS の状態で、Original は「どれ?」なのかが不明。
今回手に入れたのは同じく ’87年に CBS/SONY から Release された Disk No. “28AP 3403” である。
もうね、Tony Williams の Drums がとにかく格好良いのだよ。
そして、静と動が見事に合致した Session が素晴らしい。
この Arrange 、このまとまりこそ天才 Branford が故であろうよ。
Marsalis 兄弟好きならば必聴の1枚。
こんなにも素晴らしいのに、お値段は ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
David Matthews で ’86年の "Billy Boy" も選んだ。
Original は ’86年に Paddle Wheel(キングレコード)から Release された Disk No. “K28P 6442” で、私が手に入れたのもそれ。
今のところ AD での再販は無いようである。
安心して聴ける、のだけれど「ぐっ…」と来る Piano Trio の1枚。
お題の "Billy Boy" は「えっ…? そう来ましたか !?」な Arrange だったのが面白い。
Miles の “Blue In Green” や David が自作の “Ballad” は、上質な Pure Malt Whisky と一緒に楽しみたい素晴らしさ。
これぞ無難で安心して聴けるから誰にでもお薦め出来る1枚! 
…なんだけれども、聴けば聴くほどに「ぐっ…」と来るこの奥深さったらば、どうだ? 
ん〜、これぞ「隠れた名盤」である。
イイね、イイねぇ〜。
これもお値段は ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
吉田賢一で ’82年の "The Shadow Of Your Smile" で、その邦題は「いそしぎ」という Piano Trio のこれも手に入れた。
調べてみたらば、これは吉田さんにとって初の Leader 作品とのこと。
しかも自主制作 Label の “A&A Records” から ’82年に Release された Disk No. “A&A-001” という、正に「これが最初」の Disk No. である。
CD も含め再販は一切無しなので大変に希少な存在。
で、早速に聴いてみたらば…? 
あぁ〜、吉田さんの Touch はなんと繊細で女性のような柔らかさなのだろうか。
まるで菅野邦彦さんや山本剛さんの如く、Romantic な世界へと私を誘ってくれる。
ん〜、流石である。
その当時、東京のホテル・オークラにある Lounge “STARLIGHT” で演奏されていたのが吉田さんなのだそうだ。
それは私のような庶民には縁遠い空間…? 
選ばれた人々だけが集う高級 Lounge へ足を踏み入れたらば、専属の House Pianist が奏でる Romantic な「おもてなし」で始まるという、あの空間である。
この AD に針を降ろすと、庶民なこの私をも「あの高級な Lounge へ…」と Trip させてくれる。
Standard の数々を素晴らしい Arrange で秀逸な心地良さを楽しませてくれるのだから文句の付けようも無い。
イイね、イイねぇ〜。
これも隠れた名盤! 
入手困難が故にお値段は ¥2,500 なり。


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続いては大好きな Helenちゃん。
Helen Merrill で ’70年と思われる "Heren Sings, Teddy Sings !" もやっと手に入れたぞ。
この頃の Helen ちゃんは東京に在住とあって日本での Recoded なのだけれど…? 
何故かこれの Original は不明なのである。
今回手に入れたのは ’70年に US の Catalyst Records から Release された Disk No. “CAT-7903” である。
日本版は Nivico(日本ビクター)から Disk No. “SMJX-10111” で販売されたが、いつ Release されたのかは不明に加え、US ものとは Jacket も異なる。
AD はその2種類のみで、CD では日本版のみが再販されたようである。
名手 Teddy Wilson による Piano Trio で歌う Heken ちゃん。
一部の曲では稲葉国光(b)と猪俣猛(ds)による和 Jazz も楽しめる。
1曲目の “Summertime” から日本人のふたりが猛烈に格好良いのだよ。
軽快だけれど力強い Piano Trio を Back に歌う Helen ちゃんの「N.Y. のため息」な歌声にはもう「くぅ〜〜〜っ!」なのだよ。
他にも稲葉さんと猪俣さんによる “I Cover The Waterfront” と “Pennies From Heaven” がこれまた「どうして?」なくらいに格好良いんだから…。
ん〜、素晴らしい。
Helenちゃん好きでこれを持ってないのは犯罪、だろ…? 
入手困難だったのでお値段は ¥2,300 なり。


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続いてはこれ。
Flora Purim で ’78年の "Everyday, Everynight" は興味本位で選んだ。
これも Original は「どれ?」なのかが不明。
最初の Release はいずれも ’78年で Warner Bros Rcords からは US 、Canada 、Australia などで。
同年に Milestone からは US に欧州その他などで。
更には同年に Fantasy からも US に Portugal などといった状態。
今回手に入れたのは同じく ’78年で Milestone(日本ビクター)から Release された Disk No. “SMJ-6244” である。
AD はその ‘78年のみ、CD は ’89年と ’02年に日本のみで再販されたらしい。
Latin Jazz 、Funk 、Soul が渾然一体となった Fusion と表現すれば良いのだろうか? 
軽快な Latin 系の Rhythm だけれど音は重厚で濃厚。
曲によって Member は異なるのだけれど…
 Piano:David Foster, Herbie Hancock, Michel Colombier
 Guitar:Al Ciner, George Sopuch, Jay Graydon, Lee Ritenour
 Sax.:David Sanburn, Michael Brecker
 Trumpet:Randy Brecker
 Bass:Alphonso Johnson, Byron Miller, Jaco Pastorius
 Drums: Airto Moreira, Chester Thompson, Harvey Mason 
…といった具合で「質」も「人数」も「ずばどどどぉ〜ん!」である。
豪華絢爛な Member による重厚で濃厚な音に押し潰されてしまいそう! 
…は「余計な心配でした」で、力強くも繊細な Flora Purim の歌声の素晴らしさには「くらっ…」と来たぞ。
更には音質も大変に良好! 
イイね、イイねぇ〜。
これもお値段は ¥1,800 なり。
 

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続いてはこれ。
笠井紀美子で ’72年の "Stain Doll" も手に入れたぞ。
Original は ’72年に CBS/SONY から Release された Disk No. “SOPL-108-XJ” なのだけれど…? 
なんとそれは Quad(4ch.)仕様だったんだとか !? 
今回手に入れたのは ’77年に CBS/SONY から再販された Disk No. “25AP 731” で、普通に 2ch. の Stereo である。
AD での再販はこれのみで、後の再販は ’90年に CD 、’07年に SACD 、’09年に Blue Spec CD のようである。
Jacket のとおりで Gil Evans と組んだ紀美子さん。
Member も凄くて…
 Guitar:高柳昌行
 Sax.:峰厚介, Billy Haper
 Trumpet:Marvin Peterson
 Bass:鈴木良雄
 Drums:中村よしゆき 
…による重厚な Sounds に、麗しいくも力強い紀美子さんの歌声がもう素晴らしいこと。
なのに…? 
これもお値段は ¥1,800 なり。
イイね、イイねぇ〜。
 
以上の8枚を合計すると ¥16,600 だった。
5枚以上をまとめ買いとあらば1枚あたり ¥200 を、延べ8枚とあらば ¥1,600 を値引きしてくれる。
更にはいつもの ¥5,000 引き Coupon を使えばお会計は Just ¥10,000 になる。
8枚で ¥10,000 とあらば1枚あたり¥1,250 かぁ〜。
ん〜、どうしよう? 
店内で勝手に設けてしまった私書箱(?)には @¥2,000 なのがまだ沢山あるし…。
…ということで、あと2枚を追加の計10枚で購入することにした。
 

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そんな事情で9枚目だったのがこれ。
Gene Ammons で ’62年の "Jungle Soul" を選んでみた。
この Title で最初に Release されたのは ‘68年のことで、US の Prestige から Disk No. “PR 7552, PRST 7552” の Stereo らしい。
今回手に入れたのは ’72年以降(?)と思われる US の Prestige から再販の Disk No. “PR 7552, PRST 7552” という Stereo であった。
しかし、これの Original は全く異なる Title だったことが判明。
その Original とは ’62年に Release された “Bad! Bossa Nova” だったのだ。
Mono の Disk No. は “PR 7257, PRLP 7257” で、Stereo は “PR 7257, PRST 7257” なんだそうな。
ん〜、事実を知ってしまうとその想いはちょいと複雑…。
でも、Guitar は Kenny Burrell 、Piano は Hank Jones だぞ。
Bossa Nova な Latin Jazz の Rhythm で、Gene Ammons の Tenor Sax. は軽快も軽快。
しかも Mastered by Rudy Van Gelder なのだから、これはこれで「善し」としよう。
お値段は前述のとおりで ¥2,000 なり。
 

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最後に選んだのがこれ。
Ralph Peterson で ’88年の "V" は試聴開始からたったの10秒で「これは買う!」に決定。
でもその Original は「どっち?」なのかが微妙で不明な状態。
最初に Release されたのは ’89年のことで、US は BLUE NOTE で Disk No. は “B1-91730” とのこと。
日本でも同年に糞会社(東芝とも言う)から Release されている。
Somethin’ Else という糞会社(東芝とも言う)による BLUE NOTE の姉妹 Label からの Disk No. “RJ28-5502” で、私が入手したのもこれ。
調べてみると Ralph Peterson の契約履歴は…
 ’88年〜:BLUE NOTE
 ’90年〜:Somethin’ Else
 ’93年〜:BLUE NOTE
 ’95年〜:Evidence
 ’99年〜:Sirocco 
…といった状況だったのを踏まえると「Original はやっぱり BLUE NOTE だろ?」という解釈になる。
因みにこの ’88年の "V" は Ralph にとって初の Leader 作品だったのを上記の調査にて初めて知った。
ん〜、やっぱり Jazz の AD は「いつ頃のどれが Original なのよ?」を自分で調べ知識として頭脳に記憶する、その大切さを改めて教えられてしまった思いである。
それにしても、たったの10秒を試聴しただけで「うわっ… !?」だったぞ。
しかも、あの BLUE NOTE で Major Debut だったの? 
流石に Debut 当時から「驚異的!」な新進気鋭の Drummer と騒がれた Ralph Peterson だよ。
Hard Bop であろうと Melodious で「音が美しい Drums」をたっぷりと楽しませてくれる。
そう! 
じゃんじゃんバリバリのビシバシで音が良い Drums という類稀のこれぞ秀逸の Stick Work による別世界の素晴らしさでもう、大好き。
彼こそ Tony Williams の再来? 
いや、Melody を奏でるような美しさとあらば Tony Williams をも超越 !? 
イイね、イイねぇ〜。
こりゃ〜 Ralph Peterson もじゃんじゃんバリバリで集めねぇ〜と、だよな! 
 
以上の10枚を合計すると ¥20,600 だった。
10枚以上をまとめ買いとあらば1枚あたり ¥300 を値引きしてくれる。
更にはいつもの ¥5,000 引き Coupon を使えばお会計は ¥12,600 になる。
10枚で ¥12,600 とあらば1枚あたり¥1,260 なので、前述の8枚で1枚あたり¥1,250 と「ほとんど同じじゃん!」なのであった。
10枚とあらば、+¥2,600 で @¥2,000 の AD が2枚も買えたのだから「これで善し!」としようではないか。
しかも、お買い上げ ¥10,000 以上なので次回から使える ¥5,000 値引きの Coupon をまたも Get it! 
イイね、イイねぇ〜。
 
以上の述べ10枚が追加となり、03/13(土)の時点での累計購入枚数は680枚に達した。
あぁ〜、あと20枚でいよいよ700枚の領域だぞ? 
いつものお店 Cafe CRESCEND さんへ足を運ぶようになり、ここで初めて Jazz の AD を購入したのは3年前だった ’18年の 03/12 なのだから、この 03/13(土)からは4年目に突入である。
3年前の当初は…
 年間で50枚
 6ヶ年計画で目指せ300枚! 
…だったのに、その半分の3年で600枚以上なのだから自分でも呆れてしまうような勢いで増え続けたもんだ。
でも、まだまだ「欲しい〜っ!」のが沢山なのである。
Jazz 三昧、Analog Audio 三昧、そんな「心豊かな楽しい老後」を迎える為にも、今はその備えに励む。
とにかく給与所得者である今のうちに頑張らないと…。
今後も日々の仕事には Best を尽くし、遊ぶように楽しみながら未来の老後に備え続ける所存である。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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