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2020年11月15日19:10

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6段一発合格!!

あまりにふがいない出来で反省。
素直に喜べなかったが、帰りに右足のすねがつり、
心臓がバクバクするのがわかった。

今更緊張していた。

やっと落ち着いた。今回は録画取りもあきらめたので
振り返るのは記憶だけ。

さて振り返るとします。

午後の受付。2階へ列が続いている。
受付表を準備。
入口で手渡すと、すぐ手指の消毒。
PCのサーモスカメラの前を通って!
「どこ?」
よくわからず、受付に誘導された。

第2会場 うわ生年月日が出ている!
ひょっとして一番?
名簿の先頭に名前があった。
あちゃ〜心の準備が
「名前と生年月日を言ってください。」
名前を言ったら、「まず生年月日!」
それはそうだ。

受付カードと注意事項のレジメを受け取る。「はぁぁ一番なんて初めてだよぉ」
まだこの時点で緊張はしていない。

レジメを読む。「あくまで受付番号です、順番はコンピュータでアットランダムです」
そうか!わずかな期待。だが、受付時間になると無情な宣告が
「第二会場○○番〜うにゃむにゃ」はい!一番に呼ばれてますよ。
範囲なんて気にしなくていいですね。
あぁでも審査とは言え、久々に稽古ができるってこと。素直にうれしい。
剣道、やっぱり好きだったんだ。

会場に近づくと、○○番○○さん!一番に呼ばれてるよ。「はいっ」
遠くから元気よく返事しましたよ。子供かってくらい。
「はい前に入って!そっち」
問答無用で先頭のAですけれど・・。
もうBCDは面をつけ始めていた。なんで?!

不思議とまだ緊張は強く感じていない。
でも、不思議と子供のころから、嫌だなぁと思う一番が
回ってくる。やっぱ稽古は嫌いかも。だが今回緊張はなぜか少ない
むしろ程よいからラッキーと思いつつ、他の目も気にせず準備運動。
すると、立ち合いの先生に他のメンバーも勧められる。
うむ、これで気勢は有利だな。などとお調子者がでた。

しかし、静けさの中、「審査開始!正面に礼!」
瞬間、頭真っ白。「え?何。あ、一番だ、そうだ、手順は?」
こういうとき時間の流れは自分だけになる。
周りは全く見えてない。「落ち着いて」
声が出た、こういうのは自分を冷静にしてくれる。
「まずは機先を制して攻めながら初太刀を打ち切る」
きちんと確認して蹲踞から立合いに入れた。「いざっ!」

相手の攻めが早かったが、押し返す。攻める、見てためて、
まだ来ない再度攻め入る、そこで思い切り「メーンっ〜」打ち切れた!

もうあとは相手の様子を見ながら攻め続けて返し胴、息をつけば
面を押し込む、摺り上げ面もかろうじて出し切った。
これなら、いい。苦手な女性を動かさないようにして攻めきれた。

2人目。出番を間違えた。パニックだ。
緊張してたんだ!集中していて、そのことがわからないくらいに。
周りが見えていない!!そのことに気付くと、もう恥ずかしいやら
心臓がバクバクするし、息も上がる。

もう、どうやって礼したかは記憶がない。
だが、初太刀、初太刀と気持ちが焦って、入っていった。
「ヤァ―っ!」少し体が動いた。まだ大丈夫。
なぜか、攻めきれない?なんで詰めるだけで
スルッと抜ける感じ、するがママよ!無理にこじ開けるように
中心を取り、面を取りに行った。

すかっ!

やっちまった。悪い癖だ。きちんと相手を動かすための
ためがなかったから、引かれた!!
どうする?立て直す、もう一度狙う?いや応じ技に切り替える?
迷ったらだめだ!これは審査員に伝わる。
(なんで、こんなにいろいろ考えられたのか、すごい集中力だった。
 まったく周りも相手も見えてない)
とにかく、この立合いはダメだ。あとはどう相手に対処するのか
自ら攻める姿勢を崩さず、隙は打ち込み、相手を引き出す攻めをだす。

やはり、あまり十分な打ちも攻めもできなかった。
(よく注意されていたのに!タメがないからタイミングつかめるって肝心なことは
 思い出せなかった。「ハイっ!せいの!!」って奴。)

スカが多い。引くのだ相手が。審査なのに。そこをためて、よく見て追い込んで
相手を引き出せれば、よかったのだが、焦りが体を固くし、思う様に技が決まらない、
最後のほうでかろうじて払い面の打突が軽いのを出したが、おそまつでしかない。

審査後は一人目がいい流れだったのに自分から台無しにした気持ちでいっぱいだった。
決して普段の稽古ならあんなに焦ることはしないのに、審査を意識しすぎてしまった。
普段を見せてダメなら未熟だから仕方ないことだと何度も言い聞かせて臨んだ
審査だったのに。

休憩中に午後の前半の発表があった。
既に張り出してあった、あっ結構合格者いる!なんとかあってくれ!
あれ?500番台だけ?あぁ会場別ね。
近づいた。お!第二会場は合格者多い!!10人以上はいる!なら?
あれ?ない。なんで結構若番??
○○番!
表示を見た。あ!あった、真ん中にあるんだ。
○○番!!〇〇先生! へっ?!先生!
「はいっ!」あ、いました。後の方はお見えになったのね?
うわぁ合格だ〜!形さらっとしかやってないし、人と合わせてない。
でも!一番だから打ち太刀♪

並んで!えっ!第1会場合格者隣にいるよ。
その隣に木刀。うーむ。仕太刀?「番号のゼッケン配ります。」
前から配っていった!よかった!なら奇数だから打ち太刀♪♪
「はい、移動して並んで!はい、この隣」
あ、第1会場合格者、5人なのね。うちら4人なのに。
仕太刀。ですね。え〜っと。「よろしくお願いします」

では!立ち上がって後ろの人に指摘を受ける
「木刀の向き逆ですよ」舞い上がってました。だって仕太刀ですから。
さて、始まった。恐る恐る。ちょっとペースが速い、こちらを
見てない。珍しく相手を見ている自分に感心!
それに中心からかなりこっちにくる。
まあ、それは最初の時、思ったより遠くて構えが届いてないから
相手が合わせてくれたのだろうが。。
そのくらい修正できます。
5本目、仕出かしてしまったこちらが中段に戻す前に相手が上段に振りかぶったのだ。
ありえない!慌てて合わせようとしたため
思わず向かい上段にしそうになるのを
ぐっとこらえて、上から左小手につけるように
構えを戻した。そこは相手が待っていてくれて
助かった。

あとは、とても褒められたできではないが
通してやることができた。
そこは、何度か審査を受けてきたおかげで体が
覚えているように動いていた。

だが、逆に普段しっかり稽古する必要があると
実感した。これまでは直前でいいと思っていたがやはり、理のあるものなのだから手順だけでは、これからは恥ずかしい。

今回はたまたま合格点を頂いたが、とても
胸をはれる内容ではなくお粗末なものだった。
その点は今後稽古を再開したときに、しっかり心にとめて精進していこうと思う。

次に向けて、しっかり自分の剣を作り上げていきたい。

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