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2020年12月10日18:44

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「 銃 」

 …正午まで、アルバイト。

 帰宅後、DVDで武正晴監督の「 銃 」を観ました。その後、ぶらぶらと自由が丘のTSUTAYAへ行く。



 ☆「 銃 」(2018)監督 武正晴 出演 村上虹郎、広瀬アリス、日南響子、新垣里沙、岡山天音、後藤淳平、中村有志、日向丈、片山萠美、寺十吾、サヘル・ローズ、山中秀樹、リリー・フランキー、村上淳

 雨が降りしきる河原で、思いがけず拳銃を拾った大学生の西川トオル。ふだんは、友人たちと青春を謳歌しているが、その内には魅了された銃への高揚を秘めていた。
 トオルは大切に家に保管していた銃を持ち歩いてみることにした。さらに緊張しスリルが増し、彼を満足させた。
 同じ大学のヨシカワユウコにも興味があるが、やがて銃は彼のなかで圧倒的な存在感を占めていく。そして、突然の刑事の訪問。「次は、人間を撃ちたいと思ってるんでしょ?」
 次第に精神を追いつめられていくトオルは、あることを決意するか……。


 原作は、中村文則の同名小説とのこと。…中村文則って、今やたらと映画化されてません? オモシロイのかなぁ。そのうち、読んでみよう!


 で、映画なんですけど。…映画としては、まぁソコソコ面白かったんですけどねぇ。

 主人公の大学生・西川トオルってのが、どうしても好きになれずに、まったく感情移入出来なくって困っちゃいました。
 なんか、ダメなんだよねぇ。ああいうタイプのヒト。(笑)

 これって、村上虹郎演じる西川トオルというキャラクターがキライなのか、それとも演じる村上虹郎が苦手なのか、その辺がよくわからない。


 まぁ、ソレはともかく。…“銃を持つこと”が、どれだけ人間性に影響を及ぼすものか。銃というモノが持つ反社会性が (特に日本では) 悲劇をもたらすのでしょうね。

 ラストの鮮やかな印象を際立たせるための、モノクロームの映像。…なかなか利いてましたよ。


 『人を殺すとね、
  不思議なことかも知れませんが、
  フツーの理性ではいられなくなるそうですよ。』
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