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2020年11月01日15:18

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ミカン農家の 農繁期

宇和島の秋のミカン山は こんな感じ。
(これは 今日、富津で たまたま見つけた木)

こういう木が 段々畑に ずらーっと
何百本も 植わっていて、
地域 総出で、山の一番上の木から
段々畑の下に向かって 順に 収穫していく。

朝から晩まで ずっと 毎日 毎日だ。

太陽が沈み、
専用のミカンバサミを持つ手元が暗くなり始め、
ピーッ ピーッ
とヒヨドリが鳴き始めたら 山を降りる。

「耕して天に至る」 と言われるくらい、
どの山もどの山も 一番上まで耕して、
全部 ミカンの木を植えてある。

そして 「愛媛の赤箱」 で出荷される。


なると 農家の給食 なると

この時期は どの家も お母さんたち、または婆ちゃん達は晩御飯を作らない。
みんな給食だ。

ただし、みんな 田んぼを持っているからご飯は買わない。

届くのは おかずだけ という
変則的な 給食だ。

山で 収穫作業を終えて、家に帰ったら
宅配の給食を食べる。

楽で良さそうだが、


夜は 夜で、
明かりの下で その日に収穫したミカンを
大きさ別に仕訳する 選別作業が
実に寝るまである。

夕食後にテレビなんか見てる暇はない。

ミカンの季節が終わっても、
モモ、ビワの収穫と、夜の選別が続く。


母は、 夜 眠い人なので
「いつになったら夜なべ仕事がなくなるんだろう」
とこぼすのを聞いたことがある。

とにかく働きづめだった。

何もかも 過ぎ去った。
今は のんびり 長生きして欲しい。
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