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2020年10月25日20:45

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今週の「麒麟がくる」

先週書こうと思っていて書き忘れましたが、信長が二条城の石垣に石仏などを使用した件、実は後に光秀が築いた福知山城の石垣にも石仏や墓石が多数使われているとか。
信長は後に自分を神と称するほどの人だからやっても不思議ではないけれど、常識人というイメージが強い光秀も同じことをしていたんですね。
つまりそんなイメージは後世の人の勝手なイメージということかもしれません。

もし「国盗り物語」の光秀だったら、石仏を石垣になどとんでもないと意見して、信長に怒鳴られ…なんてシーンになったかもしれませんが。

そういえばこのドラマでは、信長は藤吉郎を一切「猿」とは呼んでいません。
秀吉が猿と呼ばれていたなんていうのは江戸時代の伝記作家の創作だという私の意見と合致するのでうれしいです。
(具体的には、江戸初期寛永年間に書かれた「太閤素性記」)
そもそも同時代の史料で、秀吉が猿に似ていたという記述はあっても、猿と呼ばれていたなんてことを裏付けるものはひとつもありません。
信長の手紙には「はげねずみ」とありますが、これもその時の思い付きのその場限りの表現か、いつもそう呼んでいたかはわかりません。

それにしても、鶴太郎さんは迫真の演技、憎たらしい役を見事に演じています。憎たらしいといえば、小藪さんの演技も憎たらしさを十分に出してますね。

ちなみに義昭の二条城に本当にあんな天守閣はあったのでしょうか?
と思って調べたら、三層の天守閣はあったらしいですね。
三層だからそんなには大きくなく、後の信長の安土城の天主閣に比べたら櫓程度だったでしょうけれど、当時の人にとってはすごい建物だったかもしれません。
でも、このドラマでCGで作っていた天守閣は、ちょっと大きすぎないかなと思いましたが……。


それにしても信長が父の信秀に聴いたところだと「この世でいちばん偉いのはおひさま……」
おおおおおおお!
信秀さんもおひさまだったの? すばらしい!
「偉い」というと語弊があるけれど、そこまでおひさまを持ち上げてくれてる……そういえば、それを話していた相手の光秀は、後に「日向守」の官職をもらうんだ……

↑↑↑この最後の段落が意味不明の方は、まじに取らないでスルーしてください(笑)
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