花に嵐

好事を「花」に見立て

「嵐」はそれを散らして

吹く激しい風の意。

花がきれいに咲くと、

激しい風が吹いて撒き散らして

しまうことから、

良いことにはとかく

邪魔が入りやすいことをいう。


彼らは、国民にとって

「嵐」でははなく

「花」であるのだろう。


いくつもの嵐を乗り越えて、

いくつもの花を咲かせてきた。


そして、その花は、

一つ一つの花びらとして

舞い散ろうとしている。


されど、新聞紙。

たかが、一枚の新聞紙。


そのモノクロの花びらが

星の語らない空に舞い

この色あせた世界に

微かな彩り与え


五色の虹を描き

不揃いを強いられた

林檎たちを結ぶ

ひとときの架け橋となれ。



「嵐」全国紙5紙に1人ずつ掲載
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6279293