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2020年09月16日08:12

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狙ってみた結果4

9月12日(土)16時過ぎ、念願だった「WEST EXPRESS銀河」の発車シーンをカメラに収めた私は、この列車の追跡を行った。
銀河は、途中駅で停車しながらゆっくり移動するのだ。

後続の特急列車で追いかけると、先ほどまで観光していた街、松江で追いつくことが出来るのである。
あらかじめ、松江までの乗車券と自由席特急券を買ってある。

定刻より6〜7分ほど遅れて特急列車(スーパーまつかぜ4号)がやって来たので乗車。
宍道湖を左に見ながらの移動となった。

そして松江駅のホームに入ると、すでに銀河の周りにはたくさんの人だかりができていた。
やはり上り列車のデビュー当日だけあって人気は高い。

ドアが開くと、私もその中に・・・と思いきや、すぐさま階段を下りて改札口へ。
じつは今回の旅で最大の賭けに出たのである。

駅のホームで写真を撮れば、間違いなくその姿をカメラに収めることが出来る。
だがそれは、もう出雲市駅で済ませた。

だからこそ、今度は駅以外での走行シーンを撮りたいのだ。
ところが、出雲市駅の周辺は高架化されていて、まともな映像や画像を撮ることが出来ない。

そこで、高架橋が終わって平地を走るところまで移動し、そこで撮影しようと考えたのである。
だが、そんな撮影できるポイントまでは1km以上離れている。

時間的には、10数分しかない。
歩いていては間に合わないので、走って行った。

この日は朝からさんざん歩いていたわけだが、ここが勝負どころとみて最後の力を振り絞る。
走りながら「後ろから列車が来てしまうのではないか?」と不安になる。

そこで時おり振り返り、まだ来ていないことを確認すると再び慌てて走り出す。
そんなことの繰り返しだった。

やがて高架橋の高さがどんどん低くなり、地上部分が見えてくる。
そして幸いなことに、無事予定していた撮影ポイントに先回りすることが出来たのだった。

息が上がった状態だったので撮った映像は揺れ揺れだったが、まあ仕方ないだろう。
無事に撮影を終えて引き上げる私には、一種の勝利感さえあった。

駅へ戻り、最後の思い出に出雲そばを食べる。
フォト

そばの風味と、だしの旨みが身体に沁みた。

そして再び高速バスに乗って広島に帰ったのだった。
松江城、一畑電鉄、そして「WEST EXPRESS銀河」にグルメ。

さまざまなものを狙ってみた旅だったが、とりあえず心残りなくやり切ることが出来たと思う。
また、今度は晴れている日に島根を味わいに行きたいなと思った土曜日の私であったほっとした顔
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