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2020年07月30日10:21

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「そこまでして金が欲しいか!」という奴こそが金基準の人生であるというブーメラン。

この記事の全てのつぶやきを読んだ。
99.9%が「そこまでして金が欲しいか!」という主旨つぶやきだった。

僕は

「お金がほしいわけじゃなくて。母は生きていたという証が欲しいんじゃないかな。母は生きていた事を行政は無視するのか!という悲しさじゃないかな。 」

というつぶやきをした。

いくつかのイイネがついて僕の気持ちも分ってくれる人がいた事に安心もしたが。
やはり
「所詮、金でしょ。」というコメントがいくつかは入って閉口している。
無用な議論はしたくないので、それらのコメントは適当にあしらってスル―しているが。
この記事については言いたい事がいっぱいある。
よって日記にする。


先ず。
男性は「今更10万円が欲しいわけではない」と言っているし。
僕も「お金がほしいわけじゃなくて。」と言っている。
それなのに、「所詮、金でしょ。」と言う人の心に迫ってみたい。

僕が思うに、その人の心にこそ「金」しかないのだ。
だから。「金の話ではなく〜」という男性や僕の大前提の言葉を聞く耳がない。
「どうせ綺麗ごとを言っても金の話だろ!」と頭から思っている。
なぜなら、その人たちの頭に「金」しかないからだ。
これは
まさにブーメランだ。
まさに心理学だ。



今度は僕の心に迫ってみたい。

男性と同じく僕も5月中旬に父を亡くした。
だから男性の気持ちはよ〜く分るのである。
しかし
今も両親が健在であったり。
父の死がこのタイミングでなかったのであれば、彼の気持ちを察する事は出来なかっただろう。
多分、それらのつぶやきやコメントと同じく「所詮。金だろう」「母の死から金を取りたいのか」と罵っていたのかもしれない。
そう考えると。恐ろしい気がする。

僕らはその立場にならなければ、その心境を見る事が難しい。
だからこそ、意識して相手の視線。第三者の視線。鳥の視線。石の視線。過去の視線。未来の視線。。といろんな視線から物を見なければいけない。
なぜなら僕らは簡単に騙され。簡単に間違えるからだ。



さてさて。
制度を考えよう。

「亡くなった人と同一世帯の家族にしか申請書は渡らない。」それを知らずに男性は
「給付の基準日に生きていたから手続きできるはず」と考えた。

【申請書類を待ったが、いっこうに届かない。疑問に思い、京都市役所に問い合わせると、基準日に存命だったとしても、申請前に亡くなった場合は同じ世帯の家族でないと給付されないと説明されたという。】

これが顛末であるが。これは彼に非があるのあろうか?

「そういうルールなんだから仕方ないだろう!」というコメントやつぶやきは多く見られたが。
あなたは、全てのルールに黙って従う事が正しいとお考えなのだろうか?
それなら、あなたはただの奴隷だ。
ツーブロックを禁止というくだらない校則にも疑問すら持たない思考停止の奴隷だ。
不服なら不服を申し立てる。
そういう意見を持ってルールは常に変化する。
改善を放棄した者は、奴隷だ!

現に
【京都市議会は、単身世帯の遺族らの「不公平だ」という声を受け、遺族が給付申請を行うことができるように政府などに求める意見書を全会一致で可決し、安倍晋三首相らに提出した。】

となっている。男性らの声がルールを変えるのだ。これが民主主義だ。



さてさて、視点をもうひとつ展開させてみる。
そもそもの話
「亡くなった人と同一世帯の家族にしか申請書は渡らない。」というこのルール設定の是非だ。

「亡くなった人と同一世帯の家族にしか申請書は渡らない。」というルールをどれだけの人が把握していただろう?
少なくとも僕は彼と同様に把握していなかった。

何故なら、同一世帯でなくとも、家族は家族だ。遺産も負債もその家族に継がれる。

近親を失くし、その遺産相続や名義変更に翻弄された人なら誰でも分ると思うが。
この国の行政は無駄ばかりだ。
非効率なうえに理不尽だ。
その対応にほとほと疲れたし。男性も同じくほとほと疲れていると思う。

幸い。僕の場合、父は亡くなったが母は健在だったので、母名義に父の給付金申請が届いたので手続きをし受理できたが。
母が先に亡くなっていて、父が一人であったなら。その給付金申請はどこにも届かなかったという事であろう。
妹も嫁いでいる。僕も父と母の戸籍からは抜けて独立している。

もっと例えを言うなら。僕が病気で、両親が献身的介護をしてくれたが、哀れ僕が亡くなったとしても。
僕の給付金申請書は両親の元へは届かないのだ。

繰り返し繰り返し言うが。
これは「金」の問題ではない。
「家族」の問題なのだ。
「心」の問題なのだ。

男性からしたら、大事な母が亡くなった。
その家族の思いを断ち切られたと同じなのだ。

確かに、「それはルールだ仕方ないじゃないか」というのは分る。
でも、このルールはあまりにも人の心を逆なでする。

そして先にも行ったが、この国の行政はあまりに非効率なのだ。
男性にしてみれが5月上旬に母を失くし、その後処理に翻弄する日々であっただろう。
その頭の片隅に「そのうち給付金申請書が来るであろう」がなかなか来ない。。。
どうなってんだよ!母は精一杯に生きていたんだよ!

これは。。。僕には気持がよーーーーく分かるのだ。



言いたい事を書きなぐった。

ここのつぶやきの99.9%が「そこまでして金が欲しいか!」という主旨つぶやきだった事は事実だ。
がしかし。
少し違う視点からものを見る事は大切な事であろう。


それがないから。。。
社会は簡単に洗脳されるのだ。






■「故人の給付金なぜもらえない?」遺族から不満の声 「単身者か否か」で対応が異なるワケとは
(まいどなニュース - 07月29日 10:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6174698
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