昨年のクリスマスに久保田利伸のライブコンサートに初めて行った。
なぜ久保田かは、1番手が三浦大知、2番手が玉置浩二だったのだが、買えなかったので、以前から行ってみたい久保田にした。
会場は東京フォーラムのA会場。以前の三浦大知の席よりは、2階席でも前の方で助かった。それでもオペラグラスは離せない。
開演前に入場したが、客席はまばらだった。全席指定なので、ギリギリでも入場してくる人が多いのだろう。
左隣りにシニアな女性が座っていた。席を探しやっとたどり着いた私のことをジロジロ見て、声をかけて来た。
買って戴けて良かったです。よろしくお願いします。
ご主人が仕事で来られない為、やむなくチケット手放したのが私の席だったのだ。
ライブマニアで、色々なコンサートに参加しているらしい。
まぁ、私も一人で参加しているので、お話が出来ただけでも楽しかった。
中でも、辻井伸行のピアノコンサートには、鳥肌が立つくらいの感動を覚えたと言うのだ。
なかなか取れない彼のコンサートまで行けるご婦人らしく、その行動力は素晴らしいと思った。
まぁ、でも時間と金銭的な余裕が無ければ、これはと言うライブには参加できないので、羨ましいだけなのだが。
私は、YouTubeで満足しながら、ライブよりはCDやDVDで楽しんだ方が楽だと感じてきた。
高額なライブ参加は、チケット購入から参加するまでに、忍耐力と体力が必要であり、どんだけのファンなのかを自問すると、実はたいしたファンではないのだったと言う事を、参加する度に気付かされる自分を発見するのである。
実に冷たいファンなのだ。
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