ならず者国家

メキシコといえば、NHK「ハムラアキラ」の主演、シシド・カフカって、確か、メキシコ生まれで、アルゼンチンで長く暮らしてた人。
そのメキシコに、今、水口良樹さんがいるらしい。もちろん、ペルーに行くための乗り継ぎで・・です。何でも、CDを山ほど買ったのだとか。ペルーに行っても、きっと、山ほど買うんだろうから、何も、乗り継ぎ地で買わなくてもいいのに・・と思うが、かくいう私も、メキシコでは、屋台で売ってる海賊盤のCDを、いつも、山ほど、買う。メキシコのものだけでなくて、アメリカのものや、中南米各国のCDも(まれに、日本のCDも)あるので、ついつい、買い過ぎてしまうのだ。あッ、水口さんが買ったのが、海賊盤かどうか、それは、わかりませんけれども・・(汗)。
とにかく、タダ同然に安いし、中には、2枚のアルバムを1枚に収録しちゃった、チョーお買い得盤もある。それに、時々、帰ってから聴くと、音が出ないものも、まれにあるが、ほとんどは、ちゃんと、音が出る。
実は、昔は、日本でも、たとえば、ドン・キホーテなどで、堂々と、台湾あたりでつくられた、日本のCDの海賊盤が、売られていた。一例をあげると、Coccoさんの全シングルCDを、ベスト盤が出る以前に、たった1枚にまとめちゃったお得盤もあって、かくいう私も、持っている。
今は、さすがに売っていないし、台湾や香港、バンコクなどでも、もちろん、あるところにはあるんだろうけれども、少なくとも、人が集まる場所で、堂々と売っていることは、ない。
メキシコでは、それを堂々と、公衆面前で売っているのだから、さすが、「ならず者国家」である。そして、そんなメキシコが、好き。
ハイ、私は、由緒正しい「メキシコ・日本アミーゴ会」の会員なので、海賊盤CDなんぞ、間違っても、決して、買いません(ウソ)。そろそろ、その総会、そういえば、トルティーヤの販売のお知らせが、来ていましたね。