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2020年02月06日19:53

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最近、思ったこと。part0068

 本日「5.19皇統廃絶クーデター」発生993日目、「極東戦域核戦争」開戦946日目、「人民の天皇論」宣撫開始282日目(怒)。〔緊急連載〕日本国軍「建軍」に関する議論における必然的な論理的帰結、早くも番外編その4。「アフガン戦争について」その4。前回、アフガン史の概略をおおよそ完了。本編の主人公アミール・ザヒル・シャー・バーラクザイ国王陛下が父君の暗殺で若干19歳でさっそうと登極なされたってとこまてやった。ここで登極なされた1933年のアフガニスタンの「現状」を確認しよう。ポイントは4つ。


1、ドゥッラーニー=バーラクザイ朝アフガン王国は「分断国家」であること。


アフガン人は中央アジアのタジク人とインド帰還のパシュトゥーン人からなり、パシュトゥーン人もインド派のギルザイ族とイラン派のドゥッラーニー族に分かれており。王家はカンダハルを本拠とするドゥッラーニー族の支持を基盤としている。前代ドゥッラーニー=サドーザイ朝の全盛期には全アフガンの領域を統一し、現パキスタン領を統治し、デリーを伺う「帝国」だったが、王家の「内ゲバ」と英ロ両超大国の挟み撃ちに合い、タジク領の7割をロシアに、パシュトゥーン領の4割(主としてギルザイ族領)を英領インド帝国に「割譲」せざろう得なかった事。


2、ドゥッラーニー=バーラクザイ朝アフガン王国は帝国崩壊を受けてドゥッラーニー族内部の「宰相家」が起こした「外交的人工国家」であること。


アフガン人「内部」の民族的・宗教的「権威」において「成立」したものではなく、ひたすら「対外的成功」特に「国際法的・条約的成功」を基盤とした「実務的」な王朝であること。アフガン人お祈り大好きだが、頭押さえつける王様大嫌いなんだよ(-_-;)。たから「鉄のアミール」が必要になるのさ、「権威」ないから「対外公約」国民に守らせるの全部「力ずく」になるからね(ToT)。ちなみに、「宰相家」が「国王家」に昇格したんでバーラクザイ朝下において「宰相家」は「王分家」と「スーフィー教団主」が受け持つこととなった。「スーフィー教団」とはわかりやすくいえば「イスラム教宣教師」のこと。「帝国時代」にインドで「ヒンドゥ教徒改宗」を担当する「ジハードの尖兵」として活躍したのでアフガン人にはひどく尊敬されており、職業柄民情にさとく、内政家としてバーラクザイ朝の実にいい「相棒」になった。


3、ドゥッラーニー=バーラクザイ朝アフガン王国はロシアおよびイランの干渉を常時受けた「緩衝国家」であること。


共産党のデマで「真逆」の宣伝がなされているが、ドゥッラーニー=バーラクザイ朝アフガン王国は「英国」の干渉ではなく常に「ロシア&イラン」の干渉に苦しめ続けられたの(-_-#)。イギリスがアフガンに干渉したのはドゥッラーニー=サドーザイ朝時代のアフガンが現パキスタンを領有し、デリー侵攻を狙う「帝国」だったからで、現パキスタンを制覇してデリーの安全確保したらアフガン何ぞに関わりたくないのが本音だよ(-_-;)。常識でわかるだろうに(怒)。しかもデュラント・ラインでアフガン族(主としてギルザイ族)英領インド帝国に抱え込んじまってるんだから、へたに関わって両者が合同したらどうする?せっかく「強敵中の強敵」を「分断」したのに元の木阿弥ジャン(-_-#)。ロシア・イランにしてみればそこが付け目。やりたい放題だった(怒)。にもかかわらず


4、ドゥッラーニー=バーラクザイ朝アフガン王国はアフガン国民にとって歴史上最も「自由で平和」な国家だった。


今みたいに「外人だ、よし追い剥ごう」なんての滅多になかった。国中ヘロイン生産に血道あげて中毒者頻発なんてこともなかった。国中地雷(主としてロシア・チャイナ製)だらけで年中子供の手足吹っ飛ばされるなんてなかった。国民は信心深く・気の荒さ世界一だったけど部族間の紛争はアミールの「鉄拳統治下」大分抑制されていた。治安が悪くなっても局所的でしばらくすると収まり、今みたいに軍閥が敵対部族の親全部ぶっ殺して子供さらって奴隷として売り飛ばすこともなかった。カナート(地下水路)はじめ「社会資本」が全部爆破され「オアシス」が全滅するなんてことはなく、緩やかではあっても「増資」され整備されつつあった。タリバンみたいな「狂信者」もたびたび出たが、アミール達は「国民の自由」と「シャーリア(イスラム教戒律)」を両立させようと四苦八苦しながら「ウラマー(イスラム戒律(法)学者)」と渡り合い、戒律が最も穏やかな戒律(スンナ)派ハナフィー宗を国教に定め、国民に薦めた。おかげで正統(シーア)派ムスリム弾圧が起こってしまい、アミール暗殺に繋がってしまったりしたけど(-_-;)。はっきり書けば、タリバンのような「狂信者」達にとってさえ


総じて「いい時代」だった。


どんな基準で見ても、だれにとっても「いい時代」だった。そのまま続けばアフガンは「インド洋のスイス」、「中東のオーストリア」のような国になっても少しも不思議ではなかった。気の荒さ世界一なんで「上層部」では権力をめぐって「壮絶バトル」が展開していたが


「王族」が激しい「空中戦」やってる下で「国民」は「平和」だった。


ふーーーー(-_-;)、これからその「平和」がいかに「失わ」れていったかを語らなければならない。正直、気がめいる(-_-;)。始まりは日英同盟の廃止による、英国の海洋航路統治の「揺らぎ」だった。ドゥッラーニー=バーラクザイ朝アフガン王国は英国と3度にわたる激しい「戦争」を戦って独立した国だが、同時に英国との「同盟」を前提に「国体」が形作られていた。その点、お隣のカジャール朝ペルシア王国よく似ている。それも含めてすべての「躓き」はアフガン国内の


「民族派」のロシア接近にあった。


ロシアは各国の「民族派」に理解を示す振りをしつつ必ず激しく「嫌悪」する(-_-#)。自分たちに同調する「民族派」を嫌悪しつつ、支援し、反抗・抵抗を示す「民族派」を理解を示す振りをしつつ、遠慮会釈なく片っ端から「ぶっ殺」す。「民族派」が決して「国民主義(保守主義)」と異なり「一致団結」できないのを知っていて遠慮会釈なく「各個撃破」する。


「軍事学のセオリー」道理にネ(黒笑)。


ロシアの対外戦略・対外工作はどれもこれも「軍事学のセオリー」から「演繹」されるもので例外はほぼ無い。すこしチェチェン戦争の推移でも調べてみるといい、すぐわかるから。従ってロシアの「民族派」接近策は


1、(軍事学的セオリー)対外戦争は敵を「各個撃破」したほうが勝つ
              ↓
2、(一般政治学的セオリー)「民族派」は「法」を軽視し「団結」できない
              ↓
3、「ロシア的政治工作」敵国内部に(ロシアに)友好的な「民族派」を見出し「支援」する
              ↓
4、敵国内部に友好的な「民族派」が勢力を広げるが、「民族派」は「団結」できず敵国は内部「分裂」する
              ↓
5、ロシアは内部「分裂」を「仲裁」する名目で軍事介入を強行する。
              ↓
6、軍事学のセオリー通り、敵対的「民族派」、分裂した「正規軍」、序に友好的な「民族派」の順に攻撃し
              ↓
7、友好的な「民族派」の内2割程度の「現地要員(通訳)」を残し「残り(友好的な民族派)」を「皆殺し」にする。


となる。みんな判ってないけどロシアの対外工作驚くほど「この一手」だかんね(-_-#)。そして記録的な「連勝」を続けてきたの(怒)。一般にみんなが理解していないのは「2」の部分。


「明治大帝」がいらっしゃらなかったのなら、「日本」もこれでやられていた(-_-#)。


「西郷キチ之助」や「陽明学化した左派神道」はじめ「(ロシアに)友好的な民族派」は嫌になるほどゴロゴロいた(怒)。その話すると長いんで法制通史概論・明治編に譲る(-_-#)。ザヒル・シャー国王治世の前半は叔父君ムハンマド・ハーシム・ハーン首相始め暗殺された父君ムハンマド・ナーディル・シャーの残した「重臣」たちに輔弼され、危なげなく治世を開始した。その「様相」は


西園寺公に輔弼されてた頃の前期昭和時代に実によく似ている(-_-;)。


「嵐の前の静けさ」、「開戦前夜の静謐」、誰も彼もがその「平和」が続くことを疑わない「幸せな時代の最後の夜」(ToT)。泣けてくるわ(ToT)。西園寺公亡き後、急転直下日本が戦争への道を歩き始めたように、ムハンマド・ハーシム・ハーン首相が1946年5月に「バンヌー宣言(パシュトゥニスタン独立宣言、1947年6月21日宣言)」を廻って17年間も在職していた首相職を追われると


急転直下の「戦雲」が立ち込め始める(-_-#)。


大戦後インド独立とパキスタン建国に伴い、ソ連(ロシア)がパキスタン領内のパシュトゥン人領の「奪回」をアフガン国内の「民族派」に煽ったのだ(怒)。その中心人物がザヒル・シャー国王の従兄弟であるムハマンド・ダーウード(怒)。「奪回」するなら「タジキスタン」が先だろうに(-_-#)。パシュトゥニスタンでやりたいならタジク人区域・ハザラ人区域、ウズベク・トルクメン人区域、西部シーア派区域を「放棄」すべきだ。いつの時代、どこの国でも


「民族派」は遣る事成す事尽く「支離滅裂」だ(激怒)!


状況と気分だけで動きやがる(-_-#)。ウィキでは「パキスタンがバルチスタンのみならずアフガニスタンも併合しようとしたため、国王ザーヒル・シャーは逆にパキスタン領(連邦直轄部族地域、ワズィーリスターン)内のパシュトゥーン人を支援して「パシュトゥーニスタン(英語版)独立運動」を起こし牽制した。」と「赤」共が


悶絶するような「大嘘」書いてやがる(-_-#)。


パキスタンの建国は英国保護領として1947年8月14日、正式独立は1956年3月23日。パシュトゥニスタン独立運動は上記の通り1947年6月21日には始まっている。独立前にどうやってあの凶暴なアフガン人の「本国」にパキスタン軍が攻め込めるのよ?今でさえパキスタン軍の軍人4割近くが「アフガン人(ギルザイ・パシュトゥーン)」ていわれてんのに、「本国」抱え込んだらパキスタンそのまんま「アフガニスタン領インド」になっちゃうよ(笑)?パキスタンの主民族


パンシャープ・ムスリムが「やめれーーー(ToT)」って揃って泣き叫ぶ声が聞こえるようだわ(黒笑)。


「常識」で考えようぜ(怒)。「パシュトゥニスタン独立運動」は150パーセントロシア支援のアフガン「民族派」運動(怒)。そう考えた時だけジア・ウル・ハク軍事政権やその子飼いのイスラム傭兵・グルブッディーン・ヘクマティヤール(イスラム党ヘクマティヤール派党首)の動きやその後継としての「タリバン(神学生軍)」の「ほんとーの意味」が理解できるのさ(-_-;)。そしてアフガン「民族派」は対パキスタン「浸透」のため


ソ連(ロシア)と手を結ぶ(怒)。


ソ連(ロシア)が「タジキスタン」ほぼ全域を「軍事占領」してるのを丸々無視してね(黒笑)。「民族派」はいつの時代、どこの国でも「愛国演技」しながら平然と「売国」する(怒)。挙句、1953年に偽装愛国の大馬鹿野郎ムハマンド・ダーウードが首相職に就きにパキスタンをアメリカが援助してると支援団体をアフガンから追放し、1956年からホイホイ「ソ連軍事顧問団」を国内に引き入れた(-_-;)。主要将校を揃ってソ連に軍事留学させる始末(怒)、


当然1965年に「共産党(アフガニスタン人民民主党)」が結党


され、ソ連(ロシア)の介入準備が着々と進められていった。1973年、共産党・穏健派(パルチャム派)の支援で国王の海外療養中にクーデターを起こし、共和制を敷いた。それが「根本的な間違い」だった。いよいよ本題、共産党の「極悪軍統制」を語りますが少し長くなったその話はまた次回語ろう。また終わらんかった、とほほ。


PS、そう言えばさ渡瀬裕也のアホがまたぞろアメリカ大統領選挙について「両論併記」のインチキ宣伝始めたね、心底ウンザリ(-_-;)。はっきり書くが「大恐慌クラスの株暴落」か「個人殺人クラスの大スキャンダル」が無い限り


ドナルド・トランプは「再選」される。


当たり前だろ(-_-#)。左右を問わず下層階級にとっては「ジョブ!」をもたらすトランプは「福の神」で、保守的上層階級にとっては想像以上に「手堅い」政策手法を見せるトランプは「合格ライン少し上評価」を勝ち得ている。サンダースはじめオバマ時代に流入した「ユーロ・コミュニズム」勢力は「奪権」するにはあまりにも「草の根」の広がりが薄過ぎる。少なくともあと3回は「無理」。アメリカ国内の左派知識人は中東問題で真っ二つに割れてるし、


政治的な「大きな賭け」だったトランプ弾劾の「大惨敗」


であと2回は大きな動きはできないだろう。渡瀬よ、この程度の「分析」ぐらい書けよ(笑)。金もらってるんだろ(怒)。そう言えば、渡瀬関連で笑えるやり取りがあった(笑)。「リバタリアン」は「金融ヤクザ」のアナキストとよく判るやり取りなのでアップする(笑)。


○工藤守          社会主義の場合、完膚なきまでに失敗している。一方、資本主義の場合、資本主義諸制度開始以来、徐々に総体的に富が増えており、諸学問を後押ししている。
           ↓
●ワタセのアホ       その通りです。したがって、社会主義や大きな政府は、うまく行く理由ではなくなぜ失敗したのかを総括するべきであり、資本主義や自由市場は成功の理由を説明できても失敗の理由を説明することはできません笑
           ↓
●ワタセのアホ       たしかに、親安倍だとか反安倍だとか、どうでも良い与野党に飽き飽きしているのは事実。まして、最近になって安倍信仰のプチ教祖たちが安倍批判に転びつつあるのも最低。そんなくだらない水準の話をするくらいなら、世界と日本、日本の現状と未来の話がしたい。
           ↓
●ワタセのアホ       日本の場合、野党は社会主義者なのだからダメに決まっているので議論の対象にならない。したがって、野党を叩いて商売するのは詐欺。本当の戦いは与党の中にいる全体主義との戦い。与党支持者が野党との遊びにかまけている間に、着実に政府が肥大化している。
           ↓
●自称リバタリアンのGさん 本当にそう思う。デモクラシーへの懐疑も結構なんだけど、今現在はデモクラシーなんだから、その中で一歩でも歩を進ようとする人達に賛同するし、支援もしたい。
           ↓
●ワタセのアホ       俺は以前から述べていますが、現状の中だと菅官房長官が相対的に良いかと考えております。そして、何よりも人物ではなく構造であり、安倍首相には消費増税による景気悪化で退陣して頂き、次期総理以降が増税できない環境を作ることが大事です。
           ↓
●自称リバタリアンのGさん (・・・・・・・・沈黙は金!)


WWWWWWWWWWWWWW大笑い(^〇^)。あれーーーー「自称リバタリアンのGさん」いつもの鋭い「突っ込み」は(笑)?「一歩でも歩を進ようとする人」とは「悪魔の負担増」の元凶・菅義偉の支持者のことだったんですね(笑)。はははははははははははは(笑)。


ね、言ったでしょ、「リバタリアン」の言動なんて常に自分の「ご都合」でドウにでもなるんだよね(笑)。


「負担増」憂うる振りして、「共産党」のばら撒き政策「実は」大賛成(笑)。だから「ランド・マーク(土地本位制)」政策にも、与党再建の絶対条件である「自公分離」も、信教・学問・報道の自由の「枯渇問題」にも決して触れない(黒笑)。


ないしょ、ないしょ、の「沈黙は金!」


ねーーーーー、「自称リバタリアンのGさん」(笑)。偉そうに何を言っても所詮言ってることは「適菜収」と「どーーーるい」だもんね(笑)。「夜盗(野党)」は仲間、「批判」はご法度、与党支持してる振りしながら「原因」ネグって、「落穂拾い」(笑)。ないしょ、ないしょ、の「沈黙は金!」(笑)。でも御免ね、全部バラしちゃうから(笑)。


骨まで叩き割って「髄」まで徹底的に暴いてやる(-_-#)。


極左アナーキストの変種・「金融ヤクザ」リバタリアンの「本質」を満天下津々浦々まで知らしめてやる(怒)!奴等に良心なんてない「金」になりさえすれば全てOK(怒)。「罪悪感」一切なんて感じない、「言動」は全て去り行く「風」とみる、それが「金融ヤクザ」リバタリアンさ(-_-#)。くっされ(激怒)!


PSのPS、「リバタリアン研究」大分煮詰まってるんだが書く気が全然起きん(-_-#)。ネットが無けりゃ対外影響力「ゼロ」の「兜町の変人」集団なんだが、こうストレート・メディアが発達すると無視もできない(-_-#)。基本・三橋貴明「界隈」と同種の連中だぜ(怒)、相手にするのほんとーーーに嫌だ<(T^T)>。この手の手合いにホントみんな引っかからんといてほしいわ(ToT)。



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