夜明けの6時半ごろに出発。
高松駅に7時ごろに着いた後は、松山までの特急いしづち発車まで30分程度あるので少しブラブラ!
明るくなってきました。
各ホームに見られる歯止めが始発駅であり、終着駅であることを物語ってますね!
そんな今回は、日本三古湯の一つ道後温泉へJRにてお隣の愛媛県松山市まで参ります。
7時37分出発。
自由席にて高松駅から松山駅まで特急料金合わせて5760円税込也。
高松駅からは約2時間半の旅です。
道中、宇多津のゴールドタワーや多度津の機関車・・・
愛媛に入ってからは新居浜の別子銅山案内板に西条の新幹線の生みの親・十河信二記念館・・・
工業地帯や海を車窓に捉えながら・・・
JR松山駅に10時過ぎに到着。
JR松山駅からは路面電車(一律160円税込)で・・・
久々の大街道アーケードまで!
シャッターが以前より増えた感もあるけど、やっぱりアーケード商店街を歩くのは楽しいです。
まずは、大街道から横に抜ける本日の宿の場所チェック!
さらに大街道から銀天街に至るまでを歩いていきます。
銀天街を少し入って横路地に抜けると・・・
松山のソウルフードの一つ、アルミ鍋の鍋焼うどん発祥の店と言われている昭和22年創業の「アサヒ」。
玉子の入ったのもありますが、出汁を味わうためノーマルの鍋焼うどん(600円税込)に、いなりずし一個(130円税込)をチョイス。
店内は、ちゃぶ台など昭和の食堂感が漂っていてワクワクです。
すぐに、いなりずしが来ました。中にも具が入っていて懐かしい味わい。
きました!本命鍋焼きうどん!!
こちらは、商品がそろった時点でお会計するシステムです。
まったり甘く、いりこと昆布の優しい出汁。
甘く煮込んだお肉とチクワに蒲鉾、刻み揚げ。柔らかいうどんに合った味付けとコラボレーションだと思いました。
さらに程近くの路地に入ると・・・
昭和24年創業の同じく鍋焼うどんの老舗「ことり」があります。
こちらもいい雰囲気だしてますね〜。
こちらでは、アサヒと同額の鍋焼うどん(600円税込)のみ注文!
お会計方法もアサヒと同様です。
こちらもいりこと昆布を使った出汁ですが、出汁の風味そのものを感じる仕上がり。代わりに甘めの玉子焼きが入り、ナルト、刻み揚げと甘いお肉はアサヒと同じです。
同じアルミ鍋焼きうどんでもアサヒとは明らかに違う味わいですが、不思議とこれも柔らかいうどんに合ったものでした。
銀天街から・・・
まつちかTOWNへ!
お遍路グッズや日切焼き?(香川で言う大判焼き?)のお店が目を引きます。
クリーム(100円税込)を購入していただきました。
地下から上がると電停の松山市駅が見えて来ます。
さて、再び路面電車に乗って、本命の道後温泉を目指します。
道後温泉はトンカツパフェ以来だから実に8年半ぶりくらい。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1769997829&owner_id=10363401
古いお店も頑張っているものの、道後のアーケード内も結構、様変わりしていますね〜。
道中、外湯の「椿の湯」が見えましたが・・・
まずは、L字に曲がったアーケードのお土産屋さんの前を通り・・・
保存修理工事中の道後温泉本館を拝みます。
入口が正面から東側に移動していて、レリーフを見ると手塚治虫先生の火の鳥とコラボしているのですね!
坊ちゃんも愛した神の湯(420円税込)のみ入浴可。
シャンプーやボディーソープはなく、タオル類(レンタルで50円から200円)も別売りです。
上で一服できないのが残念ですが、火の鳥とコラボした改修中の本館が見られるのは今だけと割り切って、古の湯を楽しみました。
次は、先ほど通り過ぎた地元民が多い椿の湯へ!
入浴料(400円税込)にこちらもシャンプー類はなく、タオル(50円税込)だけ券売機で購入。
ロッカー代(10円税込)。
ここもリニューアルしたとはいえ、単純に温泉があるだけで、特筆するところはないですね〜。
あんま機があって10分100円でした。
最後に割高で観光客が中心と言われる2017年12月26日にOPENした道後温泉別館・飛鳥乃湯泉。
椿湯の向かいにあります。
飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプトで、特筆すべきは、浴室のみコース(610円税込)、大広間で休憩コース(1280円税込)に加え、愛媛の工芸品で飾られた個室で90分寛ぐコース(1690円税込)があること。
個室をチョイスして、二階に案内してもらうと・・・
五つある全部の部屋が空室で自由に選ばせてくれる上、どの部屋も説明を聞きながら撮影OKとのこと。
まずは椿の間。
今治タオルの技術鵜を使った椿の様は絵画のごとき鮮やかな美しさです。
文字をここまでくっきり表す技術は圧巻です。
白鷺の間。
伊予水引で作られた鶴はどの角度から見ても鶴で驚きです。
玉乃石の間。
大国主命・少彦名命(すくなひこなのみこと)が登場する玉の石伝説をテーマとしたオリジナル作品。
和紙でできた筒にもち米を糊にした防染糊を入れ、それを絞り出しながら手描きで模様を描く「筒描染(つつがきぞめ)」。
糊で白地を残すのが特徴で、型紙では出ない線や輪郭が表現されます。
行宮の間。
飛鳥〜平安時代にかけて多くの天皇が道後温泉を行幸されたことをテーマとし、江戸時代後期に廻船問屋によってもたらされた桜井漆器であつらえられてます。
そして私が選んだ部屋は、湯桁の間。
毎年10月中旬に西条で行われる「西条祭り」とともに発展してきた「西条だんじり彫刻」。
江戸時代が始まりと考えられており、100種類もの彫刻刀を使い表現された花鳥、神話、龍などは、まるで生命を宿しているかのようです。
さらに浴衣の原型となったと言われる道後湯帳を纏った斉明天皇がモデルとされる一刀彫で彫られた少女の美しいこと!
このプランにはタオルと浴衣が付いているので部屋に鍵をかけ、鍵を持って一階浴室へ!
内湯では砥部焼、半露天風呂では媛ひのきデコラパネルや菊間瓦などの愛媛の伝統工芸の技術で作られたものが見られました。ちなみにシャンプーやリンス、ボディーソープも資生堂の物が備え付けられていて高いだけあるな!と思いました。
入浴後は個室に戻って、備え付けられた椿油とドライヤーで髪を整え、お茶(お代わり自由)と和菓子を堪能し・・・
入浴後には欲しいフルーツ牛乳(120円税込)も注文してあっという間に90分が過ぎていきました。
ちなみに大広間はこんな感じ!
入浴料だけと考えるとかなり高いですが、個室を確保して、ゆったり自分のペースで入浴し、部屋でケアやお茶を楽しみながら工芸品を楽しめるプランは私的にかなり良かったです。
ちなみにいずれの共同湯(外湯)も松山市営なんですよ。
泉質は単純温泉。
源泉温度42〜51度℃でこれらを混合して46℃で供給しています。
効能は神経痛、リュウマチ、胃腸病、皮膚病、痛風、貧血など。
再び大街道に戻ってきました。
お!坊ちゃん電車に遭遇。ラッキーです!!
ローソンを右に曲がれば・・・
本日の宿・松山ニューグランドホテル。
予定より一時間遅れての16時にチェックイン(4410円税込)。
素泊まりでしたが、結局ビュッフェ形式の朝食(800円税込)も追加しました。
部屋自身は安いことから風呂なしの狭いものですが、こちらにも源泉から汲み上げた天然温泉があり、明日の早朝に入りたいと思います。
19時に夕食のため外出。
中央郵便局から三番町通りに入り・・・
夕食はさすがに鍋焼きうどんはやめて(笑)愛媛の郷土料理が味わえる「五志喜(ごしき)」へ!
贅沢に天然小鯛を使った松山の郷土料理の五色鯛ソーメン(姿見)御前(2450円税込)に舌鼓。
名前の通りソーメンに色がついてますね〜。いなりはミカンで炊いたご飯で作っている様子。あとじゃこ天や天ぷら、ちりめんサラダが付いていました。
道後の地ビール(870円税込)も美味しくいただき、ペイペイ払いしました。
二日目に続く→
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974514090&owner_id=10363401
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