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2019年12月28日20:38

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「ヤング・アダルト・ニューヨーク」、「フィルス」

 …正午まで、アルバイト。今日も寒さが厳しかったぁ。

 帰宅後、DVDでノア・バームバック監督の「ヤング・アダルト・ニューヨーク」と、ジョン・S・ベアード監督のイギリス映画「フィルス」を観ました。



 ☆「ヤング・アダルト・ニューヨーク」(2014)監督 ノア・バームバック 出演 ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー、アマンダ・サイフリッド、チャールズ・グローディン、アダム・ホロヴィッツ、マリア・ディッツィア、ブラディ・コーベット、ジェームズ・サイトウ

 ドキュメンタリー映画の監督であるジョシュと、コーネリアは40代の夫婦。まだまだ自分たちは若いと考えているが、ジョシュにはここ8年完成させた新作がなく、人生や夫婦の関係から輝きが消えてしまったと感じていた。
 そんな中、ジェイミーとダービーという20代のカップルと出会う。レコードやタイプライターといったレトロなグッズや文化を愛する彼らの姿に、ジョシュたちは刺激を受ける。
 しかも、ジェイミーはドキュメンタリー映画作家を目指す若者であり、ジョシュたちは彼の映画制作に関わっていくが……。


 この映画、ラブ・コメディという触れ込みで見ることにしたんだけど、…これ、ラブ・コメじゃないよね。

 原題は “ While we ' re young ” で、「若いうちに」くらいの意味ですよね。…なんだか、ほろ苦いっつうか、痛々しいっつうか、そんな中年男のハナシだったんですけどね〜。

 …ひさびさにノア・バームバックの映画見たけど、やっぱり彼も年齢を重ねたせいか、ずいぶんと大人っぽい作風になったんじゃないか知らん。



 ☆「フィルス」(2013)監督 ジョン・S・ベアード 出演 ジェームズ・マカヴォイ、ジェイミー・ベル、ジョアンヌ・フロガット、イモージェン・プーツ、エディ・マーサン、ジム・ブロードベント、イーモン・エリオット、シャーリー・ヘンダーソン、ナターシャ・オキーフ、ポリアンナ・マッキントッシュ、マーティン・コムストン

 スコットランド警察の刑事、ブルース・ロバートソン。優秀な頭脳を誇り、活力あふれる彼だったが、その裏ではアルコールとドラッグの依存症に陥り、売春や不倫に手を出し、残業の不正申告を欠かさないという、刑事の風上にも置けない人物だった。
 そんな中、日本人の留学生が殺されるという事件が発生する。目撃者ゼロという、この難事件を解決すれば出世コースに乗れると張り切るブルースだが、走査を進めれば進めるほど自身の問題アリな過去も噴出するようになり、精神的に追い詰められていく……。


 これも単にTSUTAYAのコメディの棚でたまたま見つけたモノで、ジェームズ・マカヴォイはじめ出演者がやたらと豪華なので何気なく選んだのですけれども。

 …なんだか、トンテモナイ映画見ちゃったなぁ、と云うのが感想。(笑)

 もう初っぱなから下ネタ炸裂の、エグいストーリー展開の悪趣味映画ではあるのですが……。
 見ているうちに、ズズッ、ズズッと引き込まれてしまいました。

 …とにかく、イギリスの演技派と言われる脇役俳優たちがいっぱい出てくるッ!
 …もう、それだけでも見ていて愉しかったです。

 ジェームズ・マカヴォイも大好きな俳優サンなんだけど、彼のブラックな演技もたまにはヨロシイんじゃないでしょうか。(笑)


 …ちなみに、原題の「フィルス (FILTH ) 」 とは “ ごみ、くず、悪党 ” 、要するに「クズ野郎」の意。
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