さて 昨日の続きじゃ〜
� ー�動プログラムによって身体が勝手に行ってしまうこと
というのを説明してみようか・・・
これは車のマニュアル車の運転について
思い返してみたらよくわかるんだ。
アクセル、ブレーキ、クラッチ、シフトギアの一連の操作で
車を動かすのだが、
最初は頭で役割を理解して、意識して、集中して
操作の意味や力を入れる方向や強弱 そしてタイミングなどを
ひとつひとつ覚えてゆく
学習が進むにつれ滑らかに動かすことができるように
なってくる。
そして自分の車を持ち毎日のように運転していると
数か月もしたら身体が運転を覚えてしまい
とくに意識しなくても無意識のうちに
車の運転ができてしまっている。
何か別のことを考えていたり、同乗者と会話して居たり
しても運転は何ら支障はなく行えている。
意識を集中しなければならない時は
何か特別な状況に置かれた時のみでよい
といった状態になる。
これは回数と年月を重ねたら基本誰でもが
そうできるようになるのである。
ただし習熟度の深達度や
無意識下で出来る領域の広さには個人差はあるだろう・・・
初心者の時、様々な経験がまだ少ないうちは
緊張したり、怖かったりするものだが、
数をこなして経験値を高くして行けば
身体が覚えてしまい何ら苦痛を感じることなく
出来てしまう・・
毎日のようにハンドルを握り、道路状況の中に身を置くことを
何十年も続けている人で いまさら運転が怖いなどと
初心者のように緊張したり、怖がっている人はいないのじゃなかろうか・・・
もしいるとしたら生来的に運転に向かない人だろうサ・・・
これらの意識→無意識に至る学習効果は
当然 家事動作の中でも起きてくるんじゃ。
洗濯にしても 洗い物にしても 掃除にしても
あらゆる種類の対象物、あらゆる場面で
それなりに行ってきているだろうし、
何十年も行ってきているのであれば
好きだ嫌いだと言うまでもなく
身体が勝手に 自動プログラムされたロボットのように
行ってくれるようになるのである・・
（こういうのは歳の功のひとつといえるのかもしれない・・）
じゃからよ〜
今のワシは自分にやれと命じるだけでよいのじゃ〜
「よし今からそれをやれ！」と念じて
心の中でONのボタンを押しさえすれば
ワシという身体が無意識のうちに働いて
その家事動作を遂行し、完遂させてしまうのじゃよ・・
おそらくこれは歳を経た人なら
誰にでも起こっていることじゃろうサ・・・
中高年のエブリバディの中には
お風呂で頭を洗ったかどうか忘れてしまい
２度洗ってみたりした経験をした人も居るのではないだろうか・・・
これなど身体が勝手に行ってしまっているいい例じゃよ・・
自動プログラムのスイッチを押したことすら
忘れてしまっているのじゃ・・
それほどまでに身体は
意識しないで動作を完遂させてしまっている
ということなんじゃなぁ・・・
ログインしてコメントを確認・投稿する