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2019年11月03日17:00

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リベンジの岐阜ツーリング4 田中鉱治氏の湯飲み

焼き物が好きか?と問われれば、
私は好きな方です。と答えます。

国道19号線で「道の駅 志野・織部」の看板を見たとき、
既に、14:00を過ぎていて、
結構、時間に余裕がない状態でした。
しかし、とっさに、国道21号にハンドルを切っていました。

まだ、東京多摩地区が未開発だったころ、
鶴川には白州の武相荘があり、その山を越えた反対側の、
多摩丘陵の聖蹟桜ヶ丘に、辻清明が登り窯を築いたと聞いていますが、
私が高校生の頃には開発が進んでベッドタウンとなっおり、
登り窯どころではないだろう。と
思ったことがあります。

織部や志野を焼く窯は、
人里離れた場所のようなイメージを勝手に抱いていました。
日本を代表する焼きものの故郷はどんな土地柄なのか?
思ったより、普通の景色だったので、拍子抜けしました。


道の駅の施設も別に普通です。
車が停まり、オートバイが停まり、トイレがあって、
直売所がある。
ただ、店舗の奥の方に、
作家物の焼き物が陳列されていました。

その中に、「ひょうげた」器がありました。
ぐにゃっ。としていて、
ミロもびっくりするような、この模様。
実は、古田織部のオリジナルではなくて
ペルシャ古陶によく似た模様が出土するそうですが、
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1937187461&owner_id=436214
それはともかく、実に面白可愛いヘンテコリンな、湯飲み茶わんです。

おなじモノが二つとない器を
10客くらい手に取って眺めていくと、
おおっ。こいつは、手の平に、ピタ〜っとくるなぁ。

生憎、生みの親の田中鉱治氏は居られないとのこと。
「願わくばこの作意が、愛陶家諸兄の琴線に触れ、
 こよなく愛されることを祈ります。」

と書かれた、氏のメッセージと一緒に
包んでもらいました。

ああ。いかん。時間がない。
飛騨川への順路を聞いて、急いで出発です。

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