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2019年09月24日21:11

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グレタさん、小泉大臣に聞いてみたいこと

 昨夜は深夜の三時過ぎまで昨日引用したブログを読んでいて、まじめに色々なことを考えてみている。
 現代の研究対象で論じられるミランコビッチ・サイクルはあまりにも複雑であり、この理論にはかつて「天動説を説明するために導入された宇宙の様々な力の関与」とかぶるものを感じる。計算上はそれで説明できるのかもしれないが、自然というのは「もっと単純なもの」、というのは私たちが学んできたものであって、この世には4つの力しかない、などはその良い例だろう。
 
 氷期は近々に来るのか?
 これはとても重要で真剣に考えるテーマなのだが、少なくとも日本では「温暖化する」というノー天気な意見が支配的で、氷期の到来の話をしていると基地外だと思われてしまう。
 地球が冷えてしまい、場合によっては赤道近くまで氷河に覆われる世界、は現実にあったことなのだけど、そのことを考えるだけで絶望的な気持ちになる、というのは一般的に多くの人が思うところだろう。環境問題を人間が制御できる、しかも石油や石炭を使わない、牛肉を食べない、などといった方法で回避できるのなら努力したい、と考えるのはもっともだと言えるが、別の見方をすれば「幼稚な考え」でしかない。
 一時的な責任を回避した行動によってより深刻な問題を引き起こしていることには気が付いていても目をそらしてしまう人が大部分だと思える。その良い例が「バイオエタノール」であって、再生可能エネルギーと銘打った政策で、本来人が食べるトウモロコシをエタノールに変換して燃やしてしまう。食糧危機がより切迫しただけでなく、この政策で本来作っていた作物を放棄してトウモロコシ生産に変えた農家も多い。しかし、トウモロコシの値段は先物相場で大きく上下してしまい、わざわざトウモロコシ生産に切り替えた農家に利益があったと断言できるようなものではない。
 こうした政策で食糧危機に直面し命を奪われている人が世界中に沢山いても、日本に住んでいればどこか遠くの知らない国での話。(直接的に人を殺めているのは戦争・紛争・虐殺などであるが、食料が安定供給されるならわざわざ銃を手に取って紛争に参加する若者は激減するはず。)せっかく作ったトウモロコシも、山で取れた鉱物資源よろしくどこかの国に召し上げられてしまうのでは、銃を取って一体何のために戦っているのかがわからなくても缶詰の配給を受けたい、と思っても不思議ではない。

 とはいえ、今後寒冷化が進んで、多くの農地が砂漠になってしまうのであれば、生き残れる人の人数は一体どのぐらいなのかは考えただけでも恐ろしい。1万2千年前に終わった最終氷期では、北アメリカ大陸のカナダの部分はほぼ氷床に覆われていたから、農業が可能なエリアは、北回帰線と南回帰線の間ぐらいに限定されるかもしれない。当時、日本で農耕が行われていたわけでもなく、時代は石器時代、採集狩猟の生活であった。日本列島の住民って多くても数万人というところではないだろうか?
 今の日本の人口規模から考えると、生き残れるのは1万人に一人ぐらい。体力勝負の世界になるのだから、イメージとしては、

 陸上競技場にランダムに集められた1万人で1万メートル走をやって、一等賞の人のみが生き残れる。

 そんな感じだろうか? 年齢が30歳を超えている人たちなど軒並み絶望的な数字である。若くて健康で体力も充実していて、生きる気力に満ちていて、なおアスリートのような卓越した能力を持っている類まれな人、が生き残れるチャンスがあって、それ以外の人は寒さと飢えであっという間に病気になって死んでしまう。

 これが、人が努力したら何とかなる、みたいな話でないところが大問題。もっとも、氷床がそこまで広がるのにどのぐらいの年月を必要とするのかははっきりわかっているわけでもない。1年や2年ではなかろうと思えるが、早ければ数十年でそうなってしまうことは想像に難くない。オホーツク海で冬になったら流氷が押し寄せてくるイメージが分かり易い。その氷が解けないで海が氷に覆われる。次の年にはそれが日本海でも起こってしまう。日本海が氷で覆われてしまうのにそう何年もかからないかもしれない。
 夏でも雪が降り、山に降り積もった雪は解けることがなく、次第に氷河を形成していずれ海岸線まで押し寄せてくる。

 こうしたシナリオを「荒唐無稽」と断じてしまっているのが、日本の現状であろう。
 別に丁寧な研究の結果でそう言っているのではないから、頭の中で考えただけのこと、でしかないのは事実なのだが、人が認知していない問題として重要なのは、

 太陽の出力に関して詳細な研究はない
 仮に太陽の核融合の出力が一定だとしても、黒点の出現や11年周期の太陽活動の原因は明らかにされていない

 地球側の問題として、高層大気における雲の生成要因が十分に解明されていない
 大気循環・海流循環の変化の要因が明らかではない

 この辺が大きな問題だろうか。
 二酸化炭素濃度に関する議論は活発であるが、今よりけた違いに二酸化炭素濃度の高かった時代にも氷期があったので、議論の比重としてそこばかりやっていて良いのか? とは感じる。 グレタさんにも聞いてみたいね。 小泉大臣にもか?

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 台風15号が去って、二週間以上たってから、ようやく被害の様子がいろいろと伝わってくる。聖徳太子が千葉県まで行ったとは到底思えないが、、、、
 (そもそも聖徳太子が実在の人物かどうかも疑わしいのだけど)
 徳川将軍家の位牌が鹿野山神野寺にある、という話も違和感を感じるのだけど、位牌って一人一個ではない? ってことだろうか。
 とはいえ、映像や写真で見る限りだが、これ修復とかそんなレベルではないよね。と思う。部分的に使える部品・装飾品はあっても、根本的には新しく作り直すのではないだろうか? その作り直す財源ってあるの?
 文化庁はさっさと調査を済ませて、一日も早く復旧に取り掛かれるようにしてほしいものだと思う。

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■台風15号で文化財に被害 「聖徳太子開山」の寺も全壊
(朝日新聞デジタル - 09月24日 14:59)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5800038

 台風15号が直撃した千葉県では、国の重要文化財や特別史跡も大きな被害を受けた。文化庁が調査に乗り出している。

 「予想以上にひどい。全壊です」

 24日午前9時半すぎ、君津市の古刹(こさつ)「鹿野山神野寺(かのうざんじんやじ)」。台風で壊れた国重文の「表門(おもてもん)」の調査に入った文化庁の文化財調査官は、沈痛な表情で語った。

 門の柱は折れ、壁は倒壊し、上を覆っていた金属製の保護屋根ごと、大きな力でたたきつぶされたようだ。広大な境内には15のお堂があるが、倒木で壊れたり、暴風で傾いたりしている。調査官は、崩れた表門が雨にぬれるなどして腐食しないよう、早めの応急処置を寺側に要請した。

 寺は、推古天皇の時代(598年)に聖徳太子によって開山されたと伝わる。表門は徳川幕府の歴代将軍の位牌(いはい)をまつった「道場」に通じる門で、16世紀初頭の建立と言われる。市内では唯一の国重文の建造物だ。

 副住職の岩間照種(しょうしゅ)さん(47)は「台風直後は境内の惨状に声も出なかった」と話す。僧侶の団体や市民ボランティアらが県内外から大勢駆けつけて片付けをしたり、住民らが炊き出しをしてくれたりしている。
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