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2019年09月17日08:22

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映画「引っ越し大名」その3

今回は俳優さんの話。

高橋一生!
「コウノドリ」ほとんど見てませんでしたが、ポスターの顔は確かにこいつでしたね。
で、「シンゴジラ」のおたく研究員も。
鼻の右側、鼻の頭のすぐ上に大きな傷があるのね。
えぐったところに皮膚移植したような感じ。
大きなほくろとかあざを取ったのかな?
化粧で簡単に隠せると思うのですが、映像的に隠しているふうがありません。
ってことは本人気にしてない、昔からの自分のしるしなんですね。
殺陣がかっこいい!舞台で鍛えて、今回も殺陣のためにトレーニングしたそうで。
松平家宝の長い槍を振り回すシーンがあるんですが、確かに
あの長さのものをぶれないで振り回すのはかなりの膂力が必要でしょう。
演技に貪欲な人なんだね。

ピエール滝が出てたのもうれしかったです。
薬の問題とかあったけどさ、この人の演技っつーかキャラクターが好きなのよ。
最初に意識したのは「あまちゃん」だけど、気を付けてたらいろんなのに出てたのね。
また何かでお目にかかりたいです。


江戸留守居役を演じた山内圭哉。
「あさがきた」であさが嫁にいった家の番頭さんを演じていました。
あさ付きの女中さんと恋仲になるけどずっと昔に出ていった奥さんがいて、という
なんか悲しい設定に胸を痛めたファンも多いはず。
この映画でもなかなかいい役ですよ、主人公春之助を最初に高く評価します。
それにしても江戸留守居役が、そんなにしょっちゅう江戸から姫路まで、
馬を飛ばして来れるもんなのか?
到着したときのぼろぼろ具合も他のそういうシーンより軽いし、
(赤穂関係の映画なんかでは城入り口から倒れそうなのを抱えられてくるのが多い)
ちょっと嘘っぽいかも、です。

成長する3人の若者、主人公春之助とその友人鷹村、引越し役の娘のお蘭さんですが、
この人たちを助ける「ちょっと年上」の勘定頭が濱田岳。
演技上手な脇役なのは前からながら、この映画でもすごくいいです。
一番気に入った台詞は、お蘭さんが他の侍に親切にしすぎる、と
ちょっと飲みすぎた春之助がからんで、お蘭さんが言い返すシーンで、
横で飲んでいる鷹村に小さい声で「仲がよいのぉ」とささやく場面。
鷹村は「なんで俺がダメでこいつがよいのか…」とぼやくのですが、
本人たちはまだ全然意識してないのに周囲はこのふたりを恋仲と認めている、という
なかなか意味のある台詞でした。
これがあるからその後、みんなで荷造りしている場面で鷹村が急に大声で
「春之助、おまえ、お蘭どのとやったのか?」と聞くシーンが生きるわけです。

春之助の母は富田靖子。
今回はダメ息子の成長をよろこぶ普通の母ですが、
「超高速参勤交代リターンズ」でも、家臣の妻のひとりとして出てたのね。
しかも、城に囚われていたときに外から包丁を加工した薙刀みたいな武器を投げ入れられ、
これについてた手紙で「殿がお帰りになった、今こそそのとき」とばかりに
床下に隠してあった薙刀を女たちに配って見張り役をなぎ倒して脱出する、という
勇ましい役。
いい女優さんになってたんですね。

少ししか出ないんですが、お城の上役さんのおめかけさんで丘みどりさんという
本当の演歌歌手が出ているのね。
紅白にも出ているそうですが(紅白見てないから知らないんだけどね)
この人の顔が、お蘭さんの高畑充希と似ているんだよー。
最初見たときひとり二役かと思った。
映画の人選は「監督の好み」が出ると聞いたことがあるんですが、
ほとんどオトコしか出ないこの映画でメインになる女優さんは顔の基本がほぼ同じ。
犬童監督はたぬき顔が好き。

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