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2019年09月11日15:42

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何がどう変わったの? 写真で見る新型「日産 ジューク」スペック向上だけでなく、室内空間も拡充

何がどう変わったの? 写真で見る新型「日産 ジューク」スペック向上だけでなく、室内空間も拡充
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日産自動車は9月3日(現地時間)、コンパクトSUV「ジューク」の新型を欧州向けに発表しました。



【写真100枚】新旧「ジューク」を比較



 2010年に発売されたジュークは、欧州で人気のコンパクトSUV。8月19日には2代目のプロトタイプの写真を公開しています。



 新型ジュークのボディーサイズは全長4210×全幅1800×全高1595ミリ。旧型(初代)は全長4135×全幅1765×全高1565ミリで、新型は旧型よりもサイズアップしていますが、それでいて車重は23キロの軽量化を実現しています。



 エクステリアは、初代ジュークと同じくクーペを彷彿とさせるシャープなラインを加えた躍動的なデザインになりました。また、初代ジュークの特徴だった個性的なフロントマスクは、従来のイメージを受け継ぎつつブラッシュアップ。ヘッドライトはLED化を行うだけでなく、日産のアイデンティティであるVモーショングリルを採用し、スポーティなイメージを実現しています。



 ホイールは19インチの大径アルミホイールを装着し、SUVらしいアグレッシヴな雰囲気もまとっています。



 室内空間も拡大されており、旧型(初代)と比較すると、後席のニースペースは5.8センチ、ヘッドルームは1.1センチ拡大。ラゲッジルームも約20%大きくなり、実用性が大きく向上しました。



 車内にあるタッチスクリーンには、AppleCarPlayやAndroid Autoを搭載し、お気に入りのスマートフォンアプリの表示ができる、「Nissan Connectインフォテインメント」システムや、スマートフォンを使ってドアロックにタイヤ空気圧、エンジンオイルのレベルなどを確認できる「Nissan Connect Services」アプリにも対応しています。



 安全運転支援技術に関しては、高速道路での単一車線でドライバーを支援し、長距離運転や渋滞時の負荷を軽減する「プロパイロット」や、歩行者や自転車を認識する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、道路標識を認識して車速を調整する「インテリジェント スピードアシスト」など、多くの安全技術を搭載しました。



 パワートレインは1.0リッター3気筒直噴ターボエンジンを搭載し、6速マニュアルトランスミッションと7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を用意。7速DCTモデルには、パドルシフトとエコ、スタンダード、スポーツの3つのモードが選べるドライブモードセレクターが搭載され、好みに合わせてエンジンや変速の特性を変更することができます。


 新型「ジューク」は、英国サンダーランド工場で生産。欧州市場には11月末からデリバリーを開始する予定です。
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ポルシェなどモデルチェンジしたところで、何の面白みもない。ふーん、どこが変わったの、というくらい、車がもつ伝統を重視し、その風合いと素材の革新を融合させようとしている。それでも70年台の衝撃は強く残っている。

それと比べると、日本車にはデザインへの理念は薄く、系統という考えも皆無だ。それは逆に言えば、モデルチェンジの度にデザインを見る楽しみがある。博打と同じで、最高のデザインか、それとも改悪の極致であるか、ワクワクとガッカリを毎度提供してくれる。

さて、このJukeはどうか。もちろん個人の好みである。

なぜ日産はこうもトヨタの後を追いかけるのか。日産の勝ちパターンは常にスタートダッシュで圧倒的な車を世に問い、そのあとからくるトヨタの猛追で抜かされるというものだ。

だから二代目のデザインでトヨタに寄せるために、戦いようがなくなる。どうして最初の路線を突き詰められないか、といえば、おそらくJukeの圧倒的ヒットは、恐らく日産の幹部たちにとっては、想定外だったのだ。

おそらくその本心はなぜこれが売れるか分からない、だろうと思う。だから、正真正銘、全力のパチモンであるC-HRが出現した時、流石にデザインの洗練さでJukeは負けていたと思う。

都会的、アーバンと例えてもいいが、基本的いは虫的、装甲的、外骨格的なデザインである。そのモチーフは甲虫に例えてもよい。

Jukeの洗練さは、それとは異なる。例えば、アメリカの戦闘機とロシアの戦闘機の違い(デザインのみ)のようなものだ。なぜ同じようなエンジンを積みながら、ここまでもデザインが変わるか。そして、味わえば味わうほど、魅力的なのはロシアだと気付く。

我々はアメリカ的な美しさに晒されてきたから、美的意識がアメリカ的工学に侵されているのは仕方がない。実際に美しいものが沢山ある。

所が、美しさの面白さは、それだけが唯一ではないし、それだけが絶対ではないという点にある。日本で最も簡単な例えが縄文式土器と弥生式土器になろう。この全く異なる美意識を同じ日本のルーツと呼べるのは、間違いなく知性の劣化の証左でしかない。

だが、この矛盾は我々の祖先も、その子孫である我々も、おそらく未来の人たちも、なにひとつ矛盾なく受容できるのである。このふたつのどちらもが、我々の根っこにある。

縄文人の中にも、弥生式土器のあこがれてそういうものを作った人も居るだろう。弥生人の中にも縄文式に恋い焦がれ、目指した人がいるだろう。恐らく、これらのデザインの違いは土器の元となる土の違いだけではない。そのハイブリットも生まれただろうと思われる。そういう土器が今も土の中に眠っているだろう。

しかし、そういう融合できるものではないことは、その後の歴史が物語る通りである。我々は縄文式と弥生式を統合してひとつにする道を選ばなかったはずである。そんなものはあそこまで純化したものを不純物まじりにするだけだから、恐らくそんな結論に至ったのだろう。

だから、二代目からは、トヨタへの羨望しか感じられない。そこに若干のJuke的味付けを残したという感じだ。正確に例えるならば、「NISSAN C-HR Jukeの味わいを乗せて」な車である。

Jukeの洗練さ、味わい、美しさはCHRとは違う。それを残せていない。残せていない処か、日産自身が否定した、と思われるデザインである。これなら日産でなくていい。恐らくこのデザインをJukeを追いかけるトヨタの会議室で提供したらどうなったか。一目して却下であろう。このデザインであのJukeと対抗できるわけがなかろう、と。

日産がよくやるようにJukeもまたあと数回のモデルチェンジを経てラインナップから消えるのだろう。なぜJukeがムラーノのサブセットみたいな扱いをされなければならないのか。
 



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