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2019年07月29日07:26

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7/28 簾舞 おうちごはん 野の

やっと雨が上がった夏の一日、しかし蒸し暑さもうなぎのぼり。一週間前まではソロ本州ツアーをやっていましたが、北海道も本州とほとんど同じような気候で、なかなかスッキリしないのです。まあ、今この時期に暑くなかったら、夏じゃありませんね(^◇^;)。

この日は、いよいよ簾舞へ。ツアー前日の25日にリハをして、万全を期して再びおうちごはん野のに入りました。一人芝居の中神治夫さんとのコラボライブです。札幌中央からかなり山側に入った場所なので、蒸し暑さも都会ほどではありませんでしたが、それでもこの酷暑の中、多くの方々にお集まりいただき、ありがたかったです。

前半は運河の紅カモメの演奏。今までのセットリストを凝縮したプログラムで、とても充実した内容になりました。特に紅さんのバッハ無伴奏チェロ組曲第5番の演奏、深みと表現力を増した美しい音に感じ入りました。
そして、池田さんのお母さんからのリクエストで、三人で急遽「アリラン」も演奏しました。演奏前にお母さんが語った、終戦時に実際にあったという、お姉さんと強制連行された韓国人との悲恋の話に、グッと涙がこみ上げてきました。今回は泣かないつもりで野のに来たのに、ここで泣かさりました…

そして後半はいよいよ中神さんの一人芝居。寺山修司の毛皮のマリーを題材に、中神さんが女装を幕間で変え、それぞれに語りかける計三幕のオムニバス形式のお芝居。人が普段当たり前のように考えている常識への疑問、人の理解が得られない狂おしい孤独、そして未知の世界へ飛び出す勇気。非日常の世界から日常を鋭く突いた渾身の演技に、心動かされました。
健さんが選曲して三人で演奏した幕間音楽は、コンスタユルハの「女主人」、操さんの「天気輪の柱」、そして健さんの「ドルイドの唄」。お芝居と音楽の情景が見事に調和していました。
アンコールに中神さんが朗読した詩「私を束ねないで」も、とても良かったです。なんだか、特定の組織に属さない自分たちの気持ちを代弁してもらっているようでした。

終演後は、野のの美味しい料理の数々をいただきながら至福のビール(運転のある健さんすみませんʅ(◔౪◔ ) ʃ)。こうして、またも素晴らしい一日が過ぎていったのでした。

さて、今日は紅さんと健さんのジャック昼下がりライブ、そして夜は運河の紅カモメのひいらぎライブです。どちらもよろしく〜(*≧∀≦*)!

■7/29(月)15:00開演
【出】小松崎健、三好紅
【所】ジャックインザボックス(札幌市北区北11条西1丁目)
【金】2,000円(別途オーダー)
【問】011-736-7736
 
■7/29(月)18:30開場/19:30開演
【出】運河の紅カモメ(小松崎健、浜田隆史、三好紅)
【所】ひいらぎ(札幌市中央区大通東3丁目1-27)
【金】2,500円(別途オーダー)
【問】011-231-3939
※26名限定
※食事の方はお早めに。駐車場には限りがあります。車の方は、ご予約下さい。
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