ワシの初めての恋は・・・

ワシよ〜
数日前にこの日記で書いていたように

男女のことや
下ネタに類することは
一切書かないと封印してきたんじゃけど

これからは　その封印を解いていくと
宣言したんじゃよ・・・

だから今までも少しずつ書いてきておるんじゃが・・

これからいろんなことを展開していこうと思う時

まず最初の原点であることを

どうしても　書かざるを得ない　ということに気づいたんじゃよ

それはワシが　最初に体験した　恋　のことになるんじゃよ・・

ワシは数日前にこの日記で
ワシを知る中学時代の二人の女子が
よくワシの日記を見にきているんだぞ〜
その二人はとても魅力的だったんだゼ〜

なんて書いたんじゃ

でも幸いなことに
ワシはただの中坊で
人を恋するという段階までに至っていなかったんじゃよ

だから　この二人の女子を観ていても　
ただ　ボ〜〜〜　となってみているだけで
恋をしていたわけではないんじゃよ・・

だから　今　逢ったとしても　普通の同級生として
接することができると思うんじゃよ・・・

でも高校生になると様相が変わったんじゃよ・・

15歳というのは　もしかして　だれにとっても
人生のターニングポイントであるのかもしれないな・・・

これは前にも書いたけど
あんにゃろが　盗んだバイクで走り出したのも・・

夜の校舎　窓ガラス　壊して歩いたのも・・

ピアノを弾き　唄うアキが　手紙を送りたかったのも　

15歳　だったのぉ〜

15歳。　高校1年生になった俺は　同じクラスの　女性に　恋をしちまったんじゃよ・・

それはそれまでに　体験したことのない感情だったんじゃ・・・

ワシは　人を恋するという感情は
常にその人を同時に傷つけている感情だと思うんじゃよ・・・

恋をすると　同時に　人は傷つくんじゃよ

傷つかない恋など　在りえないんじゃと思う・・・

人を好きになるということは
ある執着が生まれることであり
その執着が人を傷つけるんじゃよ
その執着は仏教で言うところの煩悩そのものじゃね

その煩悩を滅却できれば　楽になれるのだろうが
凡夫であるワシはそれが出来ずに
苛まれ続けたのサ・・・

人を恋するということは・・・　　

悲しくて　切ない　気持ちになるんじゃな・・・

なんて辛くて　苦しいんじゃろう・・・　と思ったサ・・・

I LOVE YOU という言葉は　

各言語によって　いろいろと　表現されているけど・・

ワシが　ワシの気持ちに　ピッタリじゃと思ったのは

沖縄の言葉じゃな・・・

「かなさんどー」
という言葉らしいが・・・

それは　私は　あなたを　哀しく　思っています　ということらしい・・・

いとしく思えば思うほど　哀しくて　辛い・・・

それが　ワシが体験した　感情だったサ〜

ワシは　恋しいというその感情を　成就させたいとか　満たしたいとかも思わなかった

それが出来るとは思わなかったし

その方法も思いつかなかったサ・・・

片思いで　3年間過ごしたのサ〜

「好き・・」などと言えるはずもなく
言葉を交わしたこともほとんどなかったサ・・

3年生の時も同じクラスだった

3年生になると　卒業アルバム制作のために
個人撮影と　クラス全員撮影があった

そして　卒業式の日だったか
その卒業アルバムがクラス全員に配られると同時に
各々個人の撮影された生写真も配られたんじゃよ・・・

その日にワシは
今までろくに話したこともないのに
その人の所に行って
「その写真を私にください」
と言ってのけたんじゃよ・・・

するとその人はワシにその写真を下さったのじゃよ・・・

ワシはその人の生写真を受け取ると
その人の前で学生服の内側の胸ポケットに入れて
帰ってきたんじゃよ・・

じゃから　その写真は　今でもワシのアルバムの中に
大切に保管されている・・・

思い出すと　ほろ苦い　思い出サ〜

（でもだれにとっても　初恋は　このようなものではないだろうか・・・）

こういう恋が　踏み台となるからこそ

人は次の恋に　力強く　挑んでいくことができるのじゃと思うぞよ・・・


たとえばよ〜
「あなたが好きです」と　女性に告白された時

ワシは　あの時　経験して苦しんだ　あの感情を　ワシに　持ってくださっているのじゃね

と想像できるようになったんじゃ・・

（それは　その後の　ワシの恋愛遍歴の　土台となる体験になったんじゃよ・・・）