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2019年05月24日20:30

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クレープリー・ルポ(夙川)

 お昼に夙川の某イタリアンに行った。
 半額になるクーポンを使いたい旨を伝えると、

 「食材準備の関係で前日までに電話予約が必要」と、、、、

 理由が意味不明だが、食事を断って「ガレット」専門の表題の店に行った。
 http://shukugawa-repos.com/

 ガレットという料理自体初めて食べた。フランスに行った時にも一度も食べて無い料理だけど、今日食べたのはめっちゃ美味しかった。こんな素晴らしい料理だと知っていれば本場で食べて見たいとすら思う。もっとも、今後の人生でフランスを訪れる機会なんかあるのかなあ、、、 この頃、リゾートもタイとかフィリピンで相当楽しめることが分かって、もはやハワイにすら行く気もない。ベトナムでもガレットが食べられるのだろうか?

 別に、遠くまで行かなくても近場の夙川に専門店があるのだからそれで良いと言ってしまえばそれまで。とは言え、ガレットって、クレープの上に目玉焼きが乗っているようなもので、冷静に考えれば300円ぐらいのお手軽なものなのでは? と思う。
 お店のムニュのところをクリックしても値段出てこないが、ランチは一人1500円でもちょっと辛い。デザート付けて注文すると2000円ぐらいになる。値段が高いのは場所柄もあるのだろうけど、しっかりした技術に基づく味を体験したいならこんな価格ってことでしょう。お財布に余裕のある人にはお勧めのお店。きのことかジャガイモが入っている奴はめちゃめちゃおいしいので、お財布に余裕のない人でも機会があれば一度は足を運んで味わって見るべし。

 午後は「砂鉄取り」をやってみた。
 再来週、保育園が来るので、お話を準備しなければならないのだが、そのネタである。
 パンニング皿を使って川砂から砂鉄を収集しようという試みで、これは日本で江戸時代まで主流だった「たたら製鉄」との関連。
 特に中国山地で砂鉄の生産が盛んで、人間が川で砂鉄を集めたことで砂が流れ下流に三角州を拡大させる。オランダ人は「オランダはオランダ人が作った」というが、日本でも人間の活動で現在の都市中心部の土地が形成されたのだとするなら興味深い。
 鳥取砂丘が拡大していった一因も、この砂鉄収集という人間の行為の結果だとするならものすごく面白い。
 たたら製鉄が伝来する以前にも、恐らく砂金を求めて川をさらうという行為は延々と行われていたことが想像ができる。この影響をどのぐらいと見積もれるのかは、ちょっと調べる方法も思いつかないが、分かると歴史認識が大きく変わる点になるだろうと思える。

 さて、引用の記事。とても面白い結果だと感じる。古来 TEM では磁性材料を見ることができない、というのはお決まりで、間違って安物のちゃんとオーステナイトになってない SUS なんかでサンプル作って入れちゃうと、磁場でどっかに飛んで行ってなくなっちゃうものだった。試料ホルダーのところだけ磁場をキャンセルさせるとか、言うのは簡単だけど、磁石の磁場って応答がそんなに速くないので、今どきのセンサーと計算機を使って制御すれば「簡単」というものでもないだろう。
 実際の使い勝手とか、日常的に使っている人にしか分からないのだろうけど、きっと運用には色々苦労するのだろうとは想像できる。

 で、窒化ガリウムって磁性材料じゃないよね。半導体の格子像が見れたというのは、磁性材料見れるかどうかと全然関係ない。純鉄とかでやってみてよ。

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■磁性材料の原子観察可能に=東大など電子顕微鏡開発
(時事通信社 - 05月24日 19:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5633812

 原子レベルの構造を磁場がほぼない状態で観察できる電子顕微鏡を開発したと、東京大と日本電子(東京都昭島市)の研究チームが24日発表した。電子顕微鏡では強い磁場が拡大レンズの役割を果たすため、磁性を持つ材料や電子部品を観察しようとすると変形したり壊れたりする問題があったが、解決できたという。論文は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。

 東京大の柴田直哉教授は、発電機や変圧器、モーターに使われる電磁鋼板や高密度の磁気記録媒体などの研究開発に役立つと指摘。「今後は磁石の源を見たい。原子1個ずつが磁石であり、磁場があると考えられる。観察できれば産業界へのインパクトも大きい」と話している。

 電子顕微鏡は見たい試料に電子線を当て、磁場を拡大レンズとして細かく観察できるようにする。柴田教授らは磁場を上下二つのペアとし、試料部分だけ互いの磁場を打ち消し合うよう工夫した。

 青色発光ダイオード(LED)の材料として知られる窒化ガリウムの単結晶を観察したところ、間隔がわずか92ピコメートル(ピコは1兆分の1の単位)しかないガリウム原子同士を見分けることができた。 
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