5月19日(日)、雨の降りしきる別府市内にある八幡竈門神社を後にした私たちは、続いて定番の観光スポットを訪れることにした。
別府で最もメジャーな観光スポットといえば、何といっても「別府地獄めぐり」である。
かつて温泉の湧出地は農作物が育たないまさに「地獄」だったわけだろうが、今では日本中だけでなく海外からもたくさんの観光客を呼んでいる。
自然にあるものを活かしているわけなので莫大な投資も必要ないだろうから、地獄どころか極楽といっても良いのかも知れない。
かつて、もう20年ほど前になるが地獄めぐりを楽しんだことがある。
あの頃は観光地としてそんなに整ってはおらず、昭和の風情を残した旅立ったイメージがある。
ところがこうして昨日回ってみると、かなり一つ一つがきれいになっていることが判った!
お陰で当時の記憶がすっかり更新されてしまった感じである。
赤い色の源泉が湧き出る血の池地獄、間欠泉が噴き出る龍巻地獄、たくさんのワニがたむろする鬼山地獄、温泉熱でピラルクが泳ぐ白池地獄など、「別府地獄組合」を構成する7つの地獄を回って来たが、どこもリニューアルされているなと思った。
そして20年前と決定的に違っていたのが、外国人観光客の多さである。
どこへ行っても外国語が聞こえてくる。
こういう言葉の違いを超えて、見た目で楽しめる観光スポットは日本人と変わりなく満喫できるのだろう♪
そんな中で、グルメの方も大いに楽しんだ!
温泉熱や蒸気を利用して作られた温泉卵やふかし芋、トウモロコシや温泉プリン、温泉饅頭など、お昼が要らなくなるぐらい味わいまくったのである♪
こうして、地獄どころか極楽気分まで味わって、残るかまど地獄、坊主地獄・海地獄まで踏破。
当初はいくつかの地獄を回って終わろうかと思っていたのだが、スタンプラリーの台紙には結局7か所すべてのスタンプが並んだのだった。
あいにく雨が降っていたものの、振り返ってみればそれがかえって地獄の風情を醸し出していたりして、なかなかいい雰囲気になっていたと思う。
こうしてあっという間に観光の時間が過ぎていったという次第。
今度はまた、晴れた日に訪れて同じように味わい直してみたいなと思った昨日私であった
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