…正午まで、アルバイト。帰りに、三田のTSUTAYAに寄る、
帰宅後、DVDでマーク・サンドリッチ監督の「艦隊を追って」と、ジョージ・マーシャル監督の「掠奪の町」を観ました。
☆「艦隊を追って」(1936)監督 マーク・サンドリッチ 出演 フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース、ランドルフ・スコット、ハリエット・ヒリヤード、アストリッド・オールウィン、ルシル・ボール、ベティ・グレイブル
2年前にダンス・パートナーのシェリーと喧嘩別れしてコンビ解消の後、海軍に入隊したベイクはサンフランシスコのダンスホールで再会する。
ベイクの同僚ビルジーはシェリーの姉のコニーの美しさに魅せられる。しかし、結婚話しを持ち出したコニーに、ビルジーはさりげなく逃げるように身を引く。
ベイクとシェリーはダンス競技で一等を取ったが、ベイクの失言からシェリーは踊り場から解雇されてしまう。
そこでベイクは彼女を興行師ノーランのところへ世話しようとするが、この時艦隊は急に出動して四人は別れ別れになってしまう……。
…2度目の鑑賞です。
もとネタはヒューバート・オズボーンによる戯曲であり、いかにも舞台的な演出を感じるミュージカルです。
楽曲は、「イースター・パレード」「ショウほど素敵な商売はない」などのアーヴィング・バーリン。
アステアとロジャースは本作で5作目のコンビ作品です! …5作目ともなると、さすがに安定のオモシロサです。
後に大スターとなるルシル・ボールやベティ・グレイブルがチョイ役で出演しているところに注目しながら楽しみました。
…それにしても、西部劇でお馴染みのランドルフ・スコットのミュージカル映画ってのも珍しいんじゃないかな。
さすがに、唄ったり踊ったりはしませんでしたね。
☆「掠奪の町」(1941)監督 ジョージ・マーシャル 出演 ウィリアム・ホールデン、グレン・フォード、クレア・トレヴァー、エドガー・ブキャナン、エドモンド・コッブ、ジョゼフ・クレハン、アディソン・リチャーズ、アンドリュー・トゥームス、ウィラード・ロバートソン
テキサスへ向かう流れ者ダンとトッドは、駅馬車強盗と間違えられ追われる身に。別れ別れになった2人だったが、2年後に偶然にも同じ町で再会を果たす。
トッドは牧場主に雇われて真面目に働いていたが、ダンは強盗団に加担し、金儲けを企んでいた。
そのことに気づいたトッドは、ダンに立ち向かうのだが……。
南北戦争が終わったばかりの頃のお話しですね。
……映画の出来としてはまぁまぁのモノなのですが、主人公のウィリアム・ホールデンとグレン・フォードが見ものでしたねぇ。
特に、ウィリアム・ホールデン。…ウィリアム・ホールデンと言ったら「サンセット大通り」「第十七捕虜収容所」「戦場にかける橋」「麗しのサブリナ」「慕情」などの作品で、“ 中年男性 “ と言うかある年齢以上の男の魅力で、渋さで売った演技派俳優のイメージなのですが。
じつはデビューした頃にはアイドルスターとして売り出していたんですね!
…いやぁ、オドロキました! 若いウィリアム・ホールデン、このとき23歳、ほっそりしたイケメン。しっかりアイドルしていますッ!(笑)
ちなみに、グレン・フォードはこのとき25歳。やっぱり、なかなかのハンサム・ボーイですよ。
2人ともにある年齢以上のイメージしかなかったものですから、本作の若い2人は新鮮でしたねぇ。(笑)
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