イチロー父「最後に出てきて良かった」/一問一答
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イチローがオリックスでプレーしていた当時、ファイターズは東京ドームが本拠地で、私は主催試合をほぼ100%見に行っていたからイチローも数えきれないほど見ている。
下柳剛投手から三振を奪われ、連続無三振のプロ野球記録が止まった瞬間は忘れられない。
野茂英雄が凱旋した年の日米野球で、第2戦だけは普段買わないバックネット裏の特等席をナカゾーと買ったら、これが野茂先発のゲームで、野茂対イチローの夢の対決をバッチリ見たのも懐かしい。フラッシュが凄かったなぁ。
いつぞやのオールスター戦でピッチャーイチロー、バッター高津の名場面も生で見ていました。
当時のイチローは我々が電話の受話器を取るような感覚でヒットを打っていた。
イチローの言葉で忘れられないものが一つある。大リーグで活躍していた頃、シーズンオフの企画でNHKがその年の活躍を振り返りロングインタビューをしていたのだが、ある年のインタビューの最後にイチローが、
「結構、ギリギリんとこでやってるんすよ!」
と言って笑った。
今回の引退会見も含めイチローのコメントはプロ野球選手イチローとして発せられるが、この時だけは唯一、鈴木一朗のリアルを感じた。
受話器を取るようにヒットを重ねる天才も、結構ギリギリんとこでやっているかと思うと、凡人たる自分も大いに励まされた。
以来、仕事やなんやで面倒なことがあるたび、イチローとは丸で違うレベルとはいえ「結構ギリギリんとこでやってるんすよ!」とつぶやいている。
ギリギリんとこから降りたイチローには、楽しい時間を過ごしてもらいたいと思う。
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