ルマンド

買い物の途中
お菓子売り場でふと見かけた

ブルボン ルマンド


まだあったんだ！


新鮮な驚きを覚える



子供の頃
大切な日のお菓子として
そっと置いてあった
ルマンド

日常のおやつではなかった
そんな気がする

ミルフィーユ状のクレープ生地を
ココアパウダーで優しく包み込んだ
上品なお菓子


ひとりで何本も
まとめて食べてはいけない

そんな気持ちにさせる
不思議な気品


でも
実際にはリーズナブルで
庶民の味方だったんだね


発売から40年以上経っても
変わらない姿で
皆に愛され続けているのか？



そんなルマンドを

ひとつ手に取り

頬張ってみる


サクッとした
当時と変わらない
歯ざわり



ぼくの好みは
とうに変わってしまったけれど

この変わらない魅力は
これからもたくさんの人を

魅了し続けるのかな...