mixiユーザー(id:12410478)

2019年03月04日13:18

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庶民のお寿司も本来の姿に戻ったのかな。

回転寿司の特許は、大阪の立ち食い寿司屋さんが、1958〜1978までの二十年間、特許権が切れるまでホールドしていました。
廻る元禄寿司です。

発明者のインタビューを読んだことがあります。
今は、効率だのと飾られていますが、ズバリ、客が勘定を気にしないで食べられるようにとの理由でした。

なぜ、値付けをしないのか。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/club-me/washoku04/06.html
の真ん中あたりに、ぽん多本家のご主人が言われている通り、接待に使う際の配慮でしょう。

また、原価のバランスを取っていくという戦略もあります。
どういうことかというと、仮に儲けを一律、原価の50%にするならば、下手をしたら、豊漁のときのイカは、20円、近海の大トロは、5000円になります。みんなイカや卵だけを食べるということになります。

それがいつの間にか、ステータスシンボルになりました。

本来、寿司屋は、地域に密着した庶民のささやかな楽しみであり、屋台で供されたファストフードです。

値付けをしない…
異様です。客が金を持っていないこともあるでしょうし、理屈から言えば、「百万円です」と言われても払うしかなさそうです(裁判になれば、公序良俗だの社会通念だの経験則だのという話になり、よほど贅沢な店でない限り認められないでしょうが)

普通の人が安心して食べに行けない店にした罪は大きいものがあります。

それに対抗して生まれた回転寿司のレーンは、「ウチは安い」「明朗会計である」という記号性が第一の役割りでしょうね。

しかし、ネタが乾く、レーンが不潔っぽいという欠点があります。
某くら寿司のような、機械握りは、握り寿司の名にも値しません。カニカマが蟹でないのと同じです。

儲けの大きいネタ、赤字のネタはあっていいでしょう。
もっと安くできるはずのイカや玉子が100円でも、文句を言う人はいないはずです。
レーンを外し、明朗会計にするのが本来の姿です。


「回転しない寿司」路線から6年 元気寿司が思い知った“意外な効果”
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5522291
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