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2019年03月03日14:17

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あれ! 目が二つある(人体の不思議)

考えれば考えるほど、不思議なのが、私達のからだであり、命です。
若い頃、私は当たり前の、なんでもないことに、「おやっ?」と不思議さを感じて、よく感動したものでした。

「ああ、腹が減った」と思う。と同時に、「人間が腹が減ることは、凄いことだなぁ」と思います。腹が減るから食事が美味しいし、人間が生きていけるのだ、とあらためて感心させられ、「万事うまい具合にできているなぁ。ありがたいなぁ」と感激することもあります。

私たちには目が二つあります。目が二つあることも、考えてみれば、本当にうまい具合にできていることがわかります。例えば、目が一つだけならば、非常に困るでしょうね。
第一に物を見ても立体感、遠近の距離感もなくなってしまいます。視野もグーンと狭くなり、テレビを見ても首を右や左へ振らなければならないでしょう。これでは首が疲れてしまいます。

またこの小さな目が最新のカメラ以上に精巧な遠近自在に調整できる自動焦点となっており、カラーテレビのように、最適の天然色でいつも景色を見ることができます。
しかも、これだけ複雑で精密な機能がありながら、カメラやテレビよりもずっと軽量であり、生まれたばかりの赤ちゃんですら、目の使い方を知っています。
鼻の穴も下向きだからよいので、上向きだったら困ります。匂いはわかっても、雨が降れば、鼻の穴に水が入って息ができなくなります。

爪、髪の毛・・・・・どれ一つとてみても、生きるに必要なものばかりです。私たちを快適に生かそうという力が働いています。

私の家族は犬が好きで、秋田犬、シェパード、雑種と今まで、いろいろな犬と過しました。
どれも、冬になると柔らかい毛がたくさん生えます。見事な自動暖房です。
夏になると毛が抜け、硬く粗い毛になって、風通しがよくなります。
すごい、と思います。これが犬だけの力でできるでしょうか。いやいや、到底できるものではありません。目に見えない、何かの大きな力が働いているにちがいないと、思います。

啐(そつ)・啄(たく)という言葉あります。親鳥と卵の中のひなが卵の外側と内側から、卵の殻をつつきあい、殻を破って、ひながかえることをいいます。親鳥とひながあらかじめ打ち合わせをするのでもなく、また、時計を見るのでもないのに、孵化する丁度その時に、親鳥とひなが殻の同じ箇所を外側と内側とからつつき合う・・・・・。親鳥とひなは何か大きな力に促されてつつき合っている、としか思えません。

蝶は卵を産むとき、孵化した幼虫の餌になる植物に卵を産みます。小さな昆虫すら、そこに秘められた偉大な英知と不思議な命によって生かされています。

そういう目で見ると、人間の顔も不思議です。あなたも、私も、誰でも目、鼻、耳、口があり、同じような場所についています。何千年前も今でも、黒人、白人、日本人であろうと全く同じです。

このことは人間を作った設計者は一つであるにちがいないと思うのです。
しかも同じ顔でありながら夫々の顔に個性があり変化をつけています。同じでありながら、全く同じ顔は一つもありません。
「一即多」であり、「多即一」であります。

私は、こうした不思議に感動し、生命の神秘に畏怖する思いが強まるにつれ、人生観と生き方が変わっていくように思います。
神秘を知るにつれ、私たちは本当に生かされているという実感と感謝の気持ちが生まれ、目に見えないものに手を合わす敬虔な態度が生まれてくるでしょう。
★不思議や神秘を知るにつれ、私たちの目で見える肉体だけが自分ではない、大きな命というか、天地を動かす宇宙の力を生きているのが、本当の自分だと感じるようになるでしょう。
★不思議や神秘を知るにつれ、間違ったことや、悪い行いが自然にできなくなるでしょう。



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