国壱麺（くにいちめん）＠御徒町

夜勤明けに御徒町へ。

早朝から営業してる「蘭州らーめん」のお店があると知ったのが最近のこと。しかも、朝6~11時はタイムサービスで一杯\500（！）だとか。

しかし、本当は24時間営業だったんだけど、人手不足で朝7~9時だけお休みしてるそうで、それだとちょっと時間が合わないな〜と思っていたが、今日は朝に少しトラブル発生で上がり時間が遅れたので、このチャンスを逃すまいと来訪。

店は案外狭く、見ると奥の厨房に結構なスペースを割いた感じ。2階にも席があるらしいが、入り組んだ感じでよくわからなかった。券売機はなく、入り口すぐのカウンターで事前清算というスタイル。

初訪なので「蘭州牛肉ラーメン」（タイムサービス価格\500）をオーダー。9種類の麺から選べるとのことで、とりあえずは一番人気の細麺をセレクト。「パクチーとラー油はどうしますか？」と聞かれたので、苦手だから抜いてもらうことに。

お冷はセルフだが、やや奥に配置されているので取りにくい。店が混んでると気がつかない人もいるんじゃない？と思いつつ、空いてるカウンター席に座る。椅子が高く、やや居心地が悪いね。卓上にはラー油や黒酢が用意されている。

オーダーごとに手打ちで製麺というスタイルだが、どの麺も6~8手ほどで仕上げるらしく、さほど待たずに登場。茹でた牛肉のスライス数枚と角切りがゴロゴロ、大根のスライスを茹でたもの、そしてネギが結構入っている。

まずはレンゲでスープをひと口飲むと、ベースは優しい清湯の動物系だが、八角やカレーっぽい味など、ほのかにスパイスが効いてる。

麺をすすると、かなりシンプルな味わい。ほどほど柔く、のど越しもいいが、悪く言えば味が弱く、そうめんチックな食感。「スープをまとった麺を喰う」のではなく「スープと合わせて食べる」という店のおススメのスタイルには合っているけど、個人的にはちと好みから外れるかな？

牛肉はスープを取ったものをそのまま使っているような、冷麺でよく見かける「アレ」で、部位のせいか、脂身もなく淡白な味わい。これをパサ肉ととらえるか、有効活用とみるかは人それぞれかな？（苦笑）

麺量が思いのほか多く、しかも好みからずれてる分、後半戦はやや厳しく、結局スープだけ飲み干して麺は残してしまった。

不味くはないが、正直再訪はないかな？