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世界中で北海道の一部の太平洋沖沿岸でのみ獲れるシシャモ。
漁期は産卵のため川に遡上する直前の40日ほどと短いが、漁期に現地へ行けば干していない生シシャモを食べさせる店があり、秋の風物詩になっている。
そのシシャモ漁は厚真・鵡川など胆振地方と富川・門別の日高地方で10月初旬に始まり、おおよそ半月ほど遅れて広尾・大樹など十勝地方で、さらに半月ほど遅れて白糠・釧路地方で始まる。
すでに胆振・日高地方と十勝地方では今年のシシャモ漁は終わったと思われるが、いちばん遅い釧路地方ではまだ終漁していない可能性が高く、今年最後の生シシャモで一杯やるのを楽しみに、今日からの3連休は早くから釧路の宿を押さえていた。
この季節はJR乗り放題系の激安きっぷの設定がなく、ネットで席数限定で特急指定席が40%割引で買える「お先にトクだ値」が買えればよかったが、発売開始2日後に照会してみたらすでに売り切れていた。
その時点で買えるのは割引率が低いただの「トクだ値」しか残っておらず、それよりはクルマで有料の高速には乗らずに行く方が交通費が掛からずに済む。
時間は掛かるが、釧路では夜飲むだけで早く着く必要はないので、今日はクルマで釧路まで行って泊まることにする。
まだ今年のシシャモ漁が終わっていないことを祈りつつ、とりあえずそろそろ札幌を出発しよう。
今夜泊まるのは釧路だが、釧路のホテルにクルマを置いてからJRで白糠の店に飲みに往復しようと思う。
今回はホンダBEATを運転して行くが、札幌は昨日からベタベタの湿った重い雪が降り積もり、車高の低い軽自動車では少々走りづらい路面状態である。
最短経路の日勝峠はもっと積もっていると思われるので、今日は遠回りではあるが山越えのないえりも回りで向かおうと思う。
札幌930
↓国道36号
苫小牧
↓国道235号
沼ノ端東IC
↓日高道(通行無料区間)
日高厚賀IC
↓国道235号
浦河…昼食
↓国道336号
広尾町豊似
↓国道336号→道道
釧路市直別
↓国道38号
釧路1700頃/1720
↓帯広行
白糠1756/2048…夕食
↓
釧路2123…泊
雪のない季節より所要時間は掛かると思うが、積雪しているのはおそらく千歳あたりまで、苫小牧から先は全然降ってもおらず、ところどころ濡れた路面の凍結だけ注意すればスムーズに運転できる路面状態で済むと想定している。
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