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JRの「秋の乗り放題パス」を利用して1日目は厚岸で飲んで釧路に泊まり、2日目は釧路から女満別で飲んで網走に泊まった。
3日目の10月14日日曜日は、網走から石北線経由で札幌まで帰る1日だった。
石北線白滝・上川間は「秋の乗り放題パス」で乗れる列車は1日に2本しかなく、今回は遅い方の乗り継ぎパターンで網走11:58発の遠軽行きで出発し、旭川には19:50に着いた。
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次に乗り継ぐ旭川20:52発の函館線岩見沢行きまで乗り継ぎ時間が1時間02分あったから、ここで夕飯にするのがちょうどいいので、旭川でいったん途中下車。
ただ、1時間ほどでは駅の近くの店でないと乗り遅れる恐れがあり、お店の選択肢は限られる。
やっぱり旭川駅前で1時間以内に食事を済ますなら、旭川の名物のひとつでもあるラーメンが手軽でいいと思うが、旭川駅前地区には20時以降まで営業しているラーメン店はいくつもなく、この際全国展開しているラーメンチェーンではあるが、21時まで営業しており旭川駅前にある「山頭火」の本店で済ませてしまうことに決めた。
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「山頭火」と言えば、旨いと評判になって全国展開するきっかけにもなった代表的な「しおら〜めん」なんだろうが、札幌の事務所の近くにも支店があり、「山頭火」の「しおら〜めん」はたまに食べているので、今回は普段「山頭火」でわざわざ食べない「しょうゆらーめん(820円)」を食べることにして、「小ライス(100円)」も付けた。
「山頭火」の「しょうゆらーめん」は、濃厚なとんこつと魚紛系のスープに表面を溶けたラードが覆ったいわゆる「旭川系ラーメン」とは一線を画すオリジナルの醤油ラーメンだが、「旭川系ラーメン」を食べたいなら「山頭火」の社長が元の本店でやっている「朝めし前田本舗」で提供しているからそっちで食べればいい。
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今回は「朝めし前田本舗」は営業を終了している時間帯だから、分かって「山頭火」本店に来たのでこれでOKである。
ともかくまずはスープをひと口飲むが、「旭川系ラーメン」よりマイルドだが深みのある味わいで、これはこれで旨いと思う。
麺は縮れの少ないモチモチ感のない旭川系と同じと思われる麺で、独特な風味のスープが絡んでおいしい。
そして、チャーシューは2種類盛られており、これは脂の少ない豚ロース。
そしてこちらがホロリと崩れる豚バラチャーシュー。
さて、麺をひと口食べる毎にスープもひと口ずつ飲みながら食べ、麺を食べ終えた時点で残ったスープはこのくらい。
当然残り汁にライス(小)を投入。
そしてよくかきまぜる。
これも旨い。
麺を食べているうちは掛けなかったが、ここで初めて白コショーも振り掛ける。
最後に味が締まっておいしい。
全つゆで完食。
「山頭火」と言えば評判の「しおらーめん」ももちろん旨いが、たまに本店で浮気して「しょうゆらーめん」を食べるのもいいもんだ。
旭川での乗り継ぎ時間1時間02分で余裕で食べることができ、発車15分前には駅に戻れ、スケジュール的にも完璧だったな。
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